店長日記ブログ

まるでグレープジュース!果実味いっぱいの極甘口ワイン「マンズ 長野コンコード極甘口」

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

先週の金曜日から今日まで5日連続、雨が降り続いている蒲郡です☂。
ずっと日本列島上に停滞している秋雨前線が原因のようですが、

更に昨日、日本の南の海上に台風21号も発生して、少しずつですが北に進んできており、
天気予報によると今週末~来週前半あたりに日本に接近する可能性があるみたいです🌀。

先日のブログでも書きましたが、
今週末は、お祭りやセーリングW杯決勝など各地でイベントが盛りだくさんの蒲郡です。
お祭り仲間とは「ここから晴れ男パワーを送って当日蒲郡には雨は降らせん!」と、
根拠のない事を言い合ってテンションを無理やり上げていますが、
何とか今週末だけでも秋雨前線と台風には大人しくしていてもらいたいものです。

さて、今回のブログは有名なグレープジュースの原料にもなったブドウで造られた
“極甘口”日本ワインのご紹介です。


「マンズ 長野コンコード極甘口」720ml
・生産地:日本
・葡萄品種:長野県産コンコード種100%
・タイプ:赤・極甘口、程良く軽い渋味と酸味あって飽きない。
・アルコール度数:10%

・価格:1,000円(税別)

 

「コンコード」という品種は、元々はアメリカで生まれたブドウで、
主にジャムの原料や食用として栽培されていましたが、
独特の甘酸っぱい香りと果実味を活かして、甘口ワインの醸造に使用されるようになりました。
日本では、生産量のほとんどが長野県で栽培されております。

100年以上前、アメリカのウェルチ博士がコンコードを使ってグレープジュースを開発しましたが、
この「ウェルチグレープ」は現代でも日本でもよく見かけるジュースです。
飲まれた事ある方多いと思いますが、濃厚な果実感があって美味しいですよね。
コンコードと言えば、ワインよりもジュースの方が、私達日本人に馴染み深いかもしれませんね。

2つのコンコードをブレンドしたウェルチ・グレープジュース(出典:アサヒ飲料ホームページ)

 

今回ご紹介するこの「長野コンコード」も、ウェルチ・グレープに負けず劣らず、
コンコード特有の甘酸っぱい果実味がいっぱい味わえる極甘口ワインに仕上がっております。

実際に冷やして飲んでみますと、ただ甘いだけではなく、酸味や渋味もほのかに感じられるため、
飲み飽きせずにスイスイと飲めてしまう印象を受けました。

ウェルチに限らず、フルーツジュースがお好きな方にはぜひ試していただきたいワインです。
豊潤でフレッシュな果実感をお召し上がりください!

<ご連絡>愛知県豊橋産「酛々(もともと) 純米大吟醸 ひやおろし」完売しました。

いつも蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越し頂きありがとうございます。
木村です。

以前このブログでも紹介させたいただいた愛知県豊橋産のひやおろし、
「酛々(もともと) 純米大吟醸 ひやおろし」が、昨日10/14をもって当店完売となりました。


「伊勢屋商店 酛々(もともと) 純米大吟醸 ひやおろし」720ml
・原料米:夢吟香(精米歩合50%)
・アルコール度数:15~16%
・価格(税別):1,800円

 

原料米は愛知県豊橋産の酒造好適米「夢吟香」を50%精米。
純米大吟醸クラスの贅沢な「ひやおろし」です。
ほのかに薫る吟醸香と共にお米の旨みがスッキリと味わえます。

当店で実施しております「ひやおろし試飲」でもお客様の評判が良く、
3週間ほどで完売となりました。誠にありがとうございました。

「酛々(もともと) 純米大吟醸」の生貯蔵酒版も同じく好評で、
こちらも残数があと僅かとなっておりますのでお早めにお求めください。


「伊勢屋商店 酛々(もともと) 純米大吟醸 生貯蔵酒版」720ml
・原料米:夢吟香(精米歩合50%)
・アルコール度数:15~16%
・価格(税別):1,800円
*味わいは「ひやおろし版」に比べるとフレッシュ&フルーティです。

 

ひやおろしはこの時期しか味わえない醍醐味と美味しさがあります。
他の酒蔵様のひやおろしも続々と入荷してきておりますので、ぜひ味わってみて下さい!
またブログでも紹介させていただきます。

 

ジュースのごとく飲みやすい!国産果実の和リキュール「山形の洋梨」

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

10/15(日)、セーリングワールドカップ in 愛知・蒲郡が開幕します。

セーリングと言えば、7月末にはテーザー級の世界選手権が蒲郡で開催されたばかりですが、
今度のは更に規模が大きい、セーリングワールドカップの2018年シリーズの開幕戦です。
2020年の東京五輪の出場に向けて、五輪全種目(階級)の世界のトップ選手が一同に蒲郡に集います。

その開幕がいよいよ明後日に近づいてきたという事で、蒲郡市全体も盛り上がってきました。

市役所や駅前にはセーリングワールドカップ蒲郡大会ののぼりがはためきます。

 

10/15~22の間、蒲郡の海陽ヨットハーバー付近の海上で熱戦が繰り広げられます。
41か国から302人出場し、セーリングファンも世界から蒲郡に集まります。
17~22日の間は、無料観覧船が竹島ふ頭とラグナマリーナから出港し、船上からレース観戦出来ます。
蒲郡の海(三河湾)が、世界中から脚光を浴びる一週間となりそうです!

また、セーリングW杯in蒲郡の最終日は10/22ですが、その日は衆議院解散総選挙の投票日でもあります。

蒲郡市役所に掲げられた選挙とセーリングW杯の垂れ幕

 

10/22(日)は、これらの他にも蒲郡ではお祭りや地域のイベントなどが開催されるので、
本当にイベントづくしで賑やかな日になりそうです。
私も竹島のお祭りに参加しますので、本日市役所で期日前投票を済ませてきました。
当日は多くのイベントのために、ぜひ良いお天気になってほしいと今から願っています。

さて、本日のブログは国産果実を使ったリキュールのご紹介。
甘くてトロリとした味わいが毎年好評です!


「万丈 山形の洋梨リキュール」500ml
・生産地:日本
・葡萄品種:山梨県産ラ・フランス100%
・タイプ:甘口 ・アルコール度数:10%
・価格:1,000円(税別)

 

洋梨は、芳醇な甘みとまろやかな食感で、別名「果物の女王」とも呼ばれております。
全国トップの洋梨の生産地は山形県。その山形県産の洋梨を100%使用して造った、
毎年秋にしか入荷してこない季節限定の「和のリキュール」です。

6℃程に冷やして飲んでみると、
その瞬間から口の中にトロリとした濃厚でなめらかな洋梨の甘みが広がります。
原料である洋梨の品種「ラ・フランス」は、洋梨の中でも特に香り高く、
とろけるような味わいが特徴ですが、その素材の良さを存分に満喫できます。

「ストレート」で濃厚な甘さを楽しんでも良し。
それ以外にも「ソーダ割り」「スパークリングワイン割り」で、
爽快な甘さにアレンジして楽しんでも良し。
またバニラアイスの上にかけて食べてみると、
高級レストランのデザートのような贅沢感を味わえます。

色々な楽しみ方が出来る秋季だけの限定商品です。
まるでジュースのごとく飲みやすいのでお酒初心者の方にもおすすめです。
ぜひ旬の果物をこの「洋梨リキュール」で味わってみませんか?

<限定入荷>青森産りんご100%! 爽快な甘さ「マンズ 青森シードル」

いつも蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

「若者の〇〇離れ」という言葉が、色んな業界で言われるようになりましたね。
若者の活字離れ、車離れ、テレビ離れ、CD離れ等々…、皆様の周りでも聞こえてくると思います。
私は今年四十路を迎え、若者をとっくに卒業したオジサンですが、ここ数年CDを買う事が極端に減りました。

なので私は、「若者の〇〇離れ」という現象の中には、
何も若者に限った事ではなく、実際には全世代に共通した現象も多く含まれていて、
この言葉を使い、いかにも若者が原因のようにされてしまってる部分もあるのでは、と思います。

お酒の業界でも、毎年のように「若者のアルコール離れ・ビール離れ」いう言葉を耳にします。
確かにお酒の年間出荷数量は、1996年をピークに年々少しずつ減り続けており(国税庁調べ)、
この現象も若者が主な原因のように言われていますが、
実際は色々な種類のお酒を楽しむ機会が増えた事で、お酒の趣向が全世代的に「量より質」に移行し、
ビール以外のお酒の選択肢が増え、自分に適したお酒を、自分に適した量だけ嗜むスタイルが確立してきた。
こういった「お酒の楽しみ方の変化」も出荷量減の要因の一つにあると、私自身は感じております。

お酒を販売する立場からすると、これからお酒を飲み始める若い世代のお客様には、
アルコールやクセが強いお酒よりも、低アルコールで飲みやすいお酒から始める事をお勧めして、
お酒を今後の人生の良いパートナーとして、無理なく健康的に楽しんでいただきたいものです。

そこで本日は「ビール離れの若い世代で、今流行っているお酒」として、
今年メディアに何度も取り上げられてたお酒「シードル」を紹介させていただきます。


「マンズ 青森シードル」500ml
・生産地:日本
・原料:青森県産りんご100%
・タイプ:シードル・美発泡、やや甘口で酸味ほど良い。
・アルコール度数:7%
・価格:1,000円(税別)

 

「シードル」とはりんごを発酵させて造られる発泡性のお酒です。
ヨーロッパでは日常的に飲まれており、
特にイギリスでは「サイダー(Cider)」と呼ばれ、国民的に親しまれている飲み物です。
(日本でサイダーと言えば炭酸飲料ですが、元々はこのお酒のシードルが語源です)

このシードルが、昨年頃から若い女性を中心に「甘くて飲みやすい」と人気が高まっています。
りんごの名産地である青森県や長野県でも次々と新しいブランドのシードルが造られ、
中には国際的な鑑評会で金賞を獲得する商品も出てくるなど、
純国産のシードルは、人気と共に国際的評価も高まってきているのです。

そして今回ご紹介するこの「青森シードル」も、青森県産のりんごを100%使用して造った純国産シードルです。
糖度の高い青森県産りんごの味わいをそのまま生かした爽やかな香りと甘さ、
そしてきめの細かい泡が、柔らかい口当り、のどごしを演出します。

アルコール度数もシードルの中では7%と低めになっており、
負担をかける事無く飲む事が出来て、身体にも優しいです。

6℃くらいによく冷やして飲んでいただくのがおすすめ。
食後のデザート代わりにも良いと思います。

これからお酒を飲み始める若い世代のお客様だけでなく、
お酒はニガテ、苦いビールはちょっと…、というお客様にも、
無理なく楽しんでいただける純国産の「青森シードル」
数量限定入荷ですので、ぜひお早めにお試しください!

 

 

落ち着いた味わいに仕上げた山形の赤「マンズ 山形マスカット・ベーリーA 2015」

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

近年始まった「日本ワインブーム」の影響でしょうか。
当店でも日本ワインの売上げが徐々に増えてきております。

昔に比べ、日本ワインを取り巻く環境は色々な面で変わったと思います。
国税庁による日本ワイン表記に関する法整備であったり、
各ワイナリーによる努力によって、日本ワインの品質自体が向上してきた事も、
もちろん素晴らしい事なのですが、

「日本人の心の中で、日本の良いものを再発見しようとする思いが強くなっているのではないか。」
お客様とのお話を通じて、そう感じる事が最近多くなりました。
例えばお客様と日本ワインについて会話をしている際、
もっと日本ワインについて知りたいという思いがこちらにグイグイ伝わってくるような感覚です。
そんな時はお客様との距離が近くなったように感じ、こちらも嬉しく感じます。

現在はまだ一過性の「ブーム」という位置づけですが、
今後日本ワインに関する相互理解が深まり、飲む人、売る人、造る人の距離が近くなると、
日本ワインも日本酒と同様、日本文化に根付いていく事になると期待しています。
こちらのブログでも出来る限り、日本ワインの魅力を多く取り上げていきたいと思います。

本日は日本を代表する赤ワイン品種「マスカット・ベーリーA」を100%使った赤ワインです。


「マンズ 山形マスカット・ベーリーA 2015」720ml
・生産地:日本
・葡萄品種:山形県産マスカット・ベーリーA100%
・タイプ:赤・辛口、ほど良い渋味、ほのかな香りで落ち着いた味わい
・価格:1,300円(税別)

 

「マスカット・ベーリーA」は、日本を代表する赤ワイン用のブドウ品種です。
日本では、先日紹介した白ワイン用品種「甲州」に次いで2番目の生産量となっております。

このブドウを使って造られる赤ワインは、
一般的にイチゴのような甘い香り、フレッシュかつライトな果実味溢れた味わいになるのですが、
こちらの山形ベーリーAのワインは一味違います。

フレッシュな果実味や甘い香りは、ほど良い感じに鳴りをひそめ非常に穏やか、
その代わりに穏やかな渋味と、しっかりとした酸味が感じられ、
ミディアムボディの赤ワインに仕上がっております。

渋味が穏やかで酸味がしっかりとしている赤ワインなので、
食中酒としてお肉料理全般に良く合います。

マスカット・ベーリーA(出典:マンズワインホームページ)

 

ちなみに現在マスカット・ベーリーAは山梨県が全国生産量1位で、山形県は5位。
全国の生産量の半分以上を山梨県で栽培されているのですが、
山形県は山梨県よりも北にあって気温も低いせいか、
山梨の果実味が際立ったワインとは違って、
北国ならではの穏やかで酸味のしっかりとしたワインになるのかもしれません。

私が飲んだ際は、
「日本ワインも、生産される土地や気候(テロワール)によって、
同じブドウ品種でもここまで味わいが変わるんだ」と思わず感心!
他の地域のワインも飲んでみたくなりました。
更に日本ワインの楽しみ方が広がっていきますね。

皆さんもぜひ、フレッシュな「山梨ベーリーA」とは一味違った、
落ち着いた味わいの「山形ベーリーA」をお試し下さい!