店長日記ブログ

トンネル貯蔵のお酒。蓬莱泉 特別純米ひやおろし「夢筺(ゆめこばこ)」入荷しました!

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

今日9/23は秋分の日(土曜日なので気付きませんでした💦)。
この日を境に徐々に夜の時間が昼よりも長くなっていき、秋も一層深まっていきます。

当店にも日本酒の秋の風物詩「ひやおろし」が続々と入荷してきております。
その中で本日は愛知の銘酒「蓬莱泉」のひやおろしを紹介させていただきます。


「蓬莱泉 特別純米 ひやおろし夢筺(ゆめこばこ)」
・原料米:麹米…夢山水100% 掛け米…チヨニシキ100%
・精米歩合:55%
・アルコール度数:15%
・価格(税別):1,320円(720ml)  2,640円(1800ml)

 

「トンネル貯蔵」で有名なひやおろしです。

ラベルにも奥矢作トンネルの絵が描いてあります。

 

このお酒が約半年間寝かされていた「奥矢作トンネル」の中は、
年間通じて気温が12度前後で温度変化も少なく、熟成に良い環境なのだそうです。

実際に飲んでみると、スッキリとクセのない米の味わいと、後味が適度にキレて、非常に飲みやすいです!

前に紹介しました「一念不動」のひやおろしは、原酒ゆえの濃厚で米の旨みが凝縮したトロリ感がありましたが、
それに対してこの「 夢筺」はバランスの取れたスタンダードな味わい。
冷やして飲むのがおススメです。

ちなみに余談ですが、この「奥矢作トンネル」は元々、
中部電力が所有していた水力発電設備の構内トンネルを、
お酒の熟成のために蓬莱泉の関谷醸造が借用したのだそう。
電力業界としては初の試みだったそうです。

異業種同士がチャレンジして生まれたトンネル貯蔵のひやおろし。
ぜひ味わってみて下さい。

<夢吟香のバケツ稲チャレンジ🌾>9月21日。やられた…。スズメに穂を食べられる😢

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

本日のブログは、「夢吟香のバケツ稲チャレンジ」の記念すべき第10回。
しかし、朝から気分は落ち込み、どうしてもテンションが上がりません⤵。

その理由は…、

ムムッ?!

 

これはもしや穂が・・・、

 

写真では分かりづらいかもしれませんが、
先端の方にある穂が、こそぎ取られたように無くなってしまっている箇所がところどころで見つかりました。
そして被害を受けた穂の近くには…、

まだ新しい鳥の糞がベランダに落ちてました。

 

以上の事から、稲穂をスズメに食べられてしまった事がほぼ確定しました。
そう言えば、早朝ベランダで「チュンチュン」鳴いていたのを聞いたので、
おそらくその時に、バケツ稲を囲みながらスズメ達の宴が催されていたのでしょう😢

「稲穂が出たらスズメが穂を食べに来るので、鳥よけネットをかぶせる等の対策をしてください」

このようにバケツ稲マニュアルに書いてある通り、私もバケツ稲に鳥よけネットを張っていたのですが、
先日の台風の時、バケツ稲を自室に避難させた際に鳥よけネットを外してしまいました。

台風が去った後にベランダに稲を戻しましたが、鳥が来る気配も無かったので、
「稲の気分転換で1~2日くらいネットを外したままでも問題無いやろ」と、
油断していたタイミングを見事に狙われました。
(まるでスズメ達がこのブログをチェックしているかと勘ぐってしまう程ですよ。。)

スズメ達はこれからも稲穂を食べにやってくるでしょう。
また食べられない様に本日から更に頑丈に鳥よけネットを張り直しました。

使っていなかった「布団干し」を再利用した鳥よけネットです。

 

「また窮屈な思いをさせるけど、収穫まであと一か月辛抱してくれいっ!」
最後は無理やりテンションを上げてみました(笑)。本日も仕事頑張ります!

 

今が飲み頃!秋の夜長にじっくり楽しむ重厚な赤ワイン「シャトー カプベルン ガスクトン2011」

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

私は今から約15年ほど前、前に面倒を見てもらっていた会社の仕事の関係で、
ワインに関する基礎知識を身につけようと思い、「ワインアドバイザー」という資格を取りました。

その当時は日本ソムリエ協会から支給された教科書だけでなく、
当時流行っていたワイン漫画を読んだり、同じ会社の先輩から良いワインを教えてもらったりなど、
自分なりにワインの知識をつけながら色々なワインを飲みましたが、

当時の私にはワインの「飲み頃」という概念が全く頭に有りませんでした。

買ってきたワインは、例外無くその日のうちに開栓して飲んでましたし、
時々先輩方からいただく高額なワインも、すぐに飲みたい衝動にかられてすぐに開けてしまい、
「すっごく苦い…。高いワインは僕の口に合わなんやな…。」とガッカリしてた事もよくありました。

しかし、もし「ワインには、それぞれ適した飲み頃がある」事を理解していれば、
ワインを「すぐ飲む」ものではなく、「飲み頃が来るまで待つ」事が出来ていれば、
前述のような失敗を繰り返す事も無く、もっとワインの奥深さを楽しむ事が出来ていたでしょう。
(時間的にも、金銭的にもゆとりがあったら、の話ですが…)

それから15年後の現在(私も40になりました)、今は売るほど周りにはワインが溢れています。

当店「まん天や」には現在、「長期熟成タイプ」のヴィンテージワイン(年代物)は置いておりません。
飲み頃としては、製造から3年以内には飲みたい「早飲みタイプ」と、
製造から5~6年で飲み頃を迎える「中期熟成タイプ」をメインに、価格も1万円以内のもので品揃えをしております。

このラインナップの中でも、製造からしばらく経って、飲み頃を迎えているワインもあるに違いない!と思い、
私が実際に当店のワインを試飲して、「今が飲み頃!」と思ったワインを紹介していきたいと思います。


「シャトー カプベルン ガスクトン 2011」750ml
・生産地:フランス・ボルドー・オーメドック
・クラス:AOCサン・エステフ / ブルジョワ級
・葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニョン76%・メルロ―24%
・タイプ:赤・辛口、繊細な香りながら芯の強いタンニンと酸味。
・価格:4,480円(税別)

 

ボルドー地区の北部に当たるサン・エステフの赤ワインです。
このワインをはじめて抜栓して飲んだ時は、
冷やし過ぎたのか渋味と酸味が際立ち過ぎて「まだ飲み頃じゃない」と思ったのですが、

その二日後に冷蔵庫から常温(16℃くらい)に戻して飲んでみると、
ブラックチェリーのような果実味と、樽熟のニュアンスが加わってきて、
バランスの取れた、非常に繊細かつ複雑な味わいになりました。

重厚なタンニンを持つ赤ワインがお好きな方にはぴったりの飲み頃ワインです!
あと3年置いておくと、渋味がまろやかになりまた違った味わいが楽しめそうです。

当店では「秋にじっくり楽しむ本格赤ワイン」をピックアップしておりますが、
まさにこのワインは秋の夜長にビーフシチューを食べながらじっくりと味わっていただきたい一本です。

当店の秋おススメの赤ワインです。

 

今後も当ブログにて、この秋に味わっていただきたい飲み頃ワインを紹介させていただきます。

<レシピ紹介>「甘酒鍋」秋の寒い夜におススメです。

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

台風18号も過ぎ去り、9月も残すところあと10日となりました。
日中は夏の暑さがまだ残ってますが、夜は長袖を着ないと寒いくらいに冷え込むようになりました。
皆様も昼夜の寒暖差でお身体の調子を崩さないよう、体温調整にはご注意ください。

冷え込んだ夜には、「温かくて美味しいお鍋が食べたい!」という方も多いと思います。
本日はそんな時にピッタリの、甘酒を使ったお鍋のレシピをご紹介します。
(マルコメさんのホームページを参考にアレンジしております)

「身体をポカポカ温める甘酒鍋」

<材料(4人前)>

(具材)

●豚肉(スライス):150g
●白菜:8枚
●油揚げ:2枚
●ねぎ:6本
●おろし生姜:大さじ2
●白すりごま:大さじ2

(スープ)

●甘酒:250ml
*今回は当店で販売している「越の誉 蔵元のあまさけ500ml」を半分使用しました

●白こうじ味噌:大さじ4
●だし汁:600ml(こんぶ、だしの素を適量使用)

<作り方>
1:白菜はあら千切り、油揚げは食べやすい大きさ、ねぎは斜め切りにする。

2:鍋に(スープ)を入れて煮立てる。白菜、油揚げ、豚肉を入れてひと煮立ちさせ、ねぎを加える。

3:最後におろし生姜、白すりごまを散らして完成。

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私、実際に作ってみて家族と一緒に食べてみましたが…、
甘酒の甘さと、お味噌の辛さがうまく調和して、やさしい味に仕上がり美味しかったです!
ピリッとした生姜がほどよく全体の味を整えており、身体も温まってきます。

今回は子ども用にマロニーやワンタンも追加してみました。
「うまいうまい!」と言いながら普段ニガテな野菜もたくさん食べてくれたので、
またもう一度、具材を変えて作ってみようと思います。

当店で取り扱っている「越の誉 蔵元のあまさけ」です。

 

あまり時間もかからず、お手軽に作れますので、忙しい日の夕食にもおすすめです。
皆様も温かくて美味しい甘酒鍋、ぜひお試しください!

 

<夢吟香のバケツ稲チャレンジ🌾>9月18日。台風一過。稲穂は無事でした。

いつも蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

本日は敬老の日。この三連休の最終日ですが、
ここ愛知県蒲郡市は、昨夜に最接近した台風18号の暴風雨がうその様な快晴の朝を迎えました。

しかしお店の前の道は、風で飛ばされてきた落ち葉やごみが多く散乱しており、
昨夜の台風18号の猛威を物語っております。

さて、2週間前に無事「出穂」した夢吟香のバケツ稲はと言いますと…、

台風接近で、風も強くなってきたので…

 

夜は部屋の中に避難しました。

 

8月に来た台風5号の時と同様、今回も私の部屋で一泊しました。
おかげで昨夜の暴風雨にさらされる事なく、バケツ稲達も無事に過ごす事が出来たようです。
バケツ稲はこういう時、すぐに移動する事が出来るのでこちらも安心です!

台風一過の朝。バケツ稲達は元気にベランダに戻っていきました。

 

 

2週間前に出始めた穂も今は大体出揃い、重さで頭(こうべ)も垂れてきて。
少しずつ稲らしくなってきました。

穂が完熟するのは約1ヶ月後。それまで何とか無事に育って欲しいと思います。