店長日記ブログ

バレンタイン期間突入!ささやかですがチョコのプレゼントです♡

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

2018年の一月も早いもので本日で終わりです。
「一月は行く。二月は逃げる。三月は去る。」とはよく言ったもので、
私もこの3カ月間は、公私ともにイベント事が盛りだくさんです。

まずは個人的なこれからの予定ですが、去年に引き続き、
2月には蒲郡で行われている「三河湾健康マラソン(10km)」
3月には徳島で行われる「とくしまマラソン(フル)」に出走しますので、
現在粛々とトレーニング中。(とは言っても朝のジョギング程度ですが…)

「何でマラソンなんか走るの?疲れるじゃん。」とたまに言われますが、
定期的にこういった体を動かす機会をつくる事で、運動不足を解消しようと、
約10年ほど前から、年に2~3回はマラソンを走るようにしてます。
今回のマラソンも正月太りの解消にピッタリのタイミングです(笑)。

そして「まん天や」としてですが、
現在は2月に新たに取り扱いをはじめる商品の準備や、
3月4日に開催する「一念不動の受賞酒を楽しむ会」の準備、
そして5月に開催するお酒イベントの調整をしております。

元々私は、人をもてなす事が得意ではなく、
「お酒を楽しむ会」なんてとても主催出来るような人間ではなかったのですが、
このお店で働きはじめて丸一年で、「お酒に関するサービスで人をもてなし、感動させる」という、
仕事をする上での一つの基軸のようなものが生まれてきて、それが固まりつつあります。

これは一緒に仕事をする、両親の影響が多分にあると思います。
特に母はお客様が嬉しいと思うような、ちょっとした気配りが得意です。

その母の発案で、今週からバレンタイン期間突入という事で、
2月14日まで
お会計時にチョコをプレゼントさせていただく事になりました!

  

もちろん、男女関係無くお客様全員にお渡しいたします。
タイミングの都合上、男性である私からチョコを渡される場合がございますが、
そこはなにとぞご容赦ください(笑)。

これを書いていましたら夜の23時30分、あと30分で1月が終了という時間になってしまいました。
今夜は3年振りの「皆既月食」らしいですので、私は少し月を眺めてから寝る事にします。

皆様も良い2月をお迎えください。

<あと2名様で満席。お申込みはお早めに!>3/4 一念不動の受賞酒を楽しむ会

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

まん天やプレゼンツ「3/4(日) 一念不動の受賞酒を楽しむ会 in 喫茶スロース」開催まで、あと一ヵ月以上ありますが、

おかげ様で続々とお客様から参加表明をいただき、1/29時点で早くも定員まであと2名様となりました。

そろそろ満席となりますので、ご興味ある方は、お早めにまん天やまでご連絡・お問合せ下さいませ!

<連絡先はこちらです>

●お電話:0533-68-2417

●E-mail:info@mantenya.jp

●ご来店:愛知県蒲郡市元町10-8

*会場の喫茶スロース様のウェブサイトはコチラ

*一念不動の受賞酒を楽しむ会の紹介ブログはコチラ

*前回のお酒を楽しむ会(2017年11月26日開催)の開催報告ブログはコチラ

 

ご不明な点もお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
皆様のご参加をお待ちしております。

山﨑合資会社様の蔵開きに行ってきました。

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

先日の1/20(土)、愛知県西尾市の西幡豆にある山﨑合資会社様で開催された蔵開きに行ってきました。

「清酒 尊皇」の蔵元として有名な山﨑合資会社様とは、昔から長くお付き合いをさせていただいておりますが、
このたび新たに、特約店限定のお酒「山﨑醸(やまざきかもし)」をお取扱いさせていただく事になり、
担当営業の方から今回の蔵開きで「山崎醸」の春の限定酒も飲む事が出来るとお聞きしましたので、
お酒の試飲や勉強も兼ねて、お邪魔させていただく事になりました。(あくまで仕事です!)

  

蒲郡駅から「名鉄蒲郡線」に乗って約20分、最寄り駅の「西幡豆」駅に到着。

  

西幡豆駅から歩いて3分、山﨑合資会社様に到着。まだ朝の10時ですが場内は既に人で溢れています!
この時間から、このお天気の下でお酒が飲める幸せを、皆さん存分に満喫しているようです。

私も試飲ブースで「奥」「山崎醸」の季節限定酒を試飲。
もちろんお仕事なので適量を心掛けましたが、どれも美味しい!あれもこれもと思わず試飲が進んでしまい…、

仕事を少し忘れ、場内で販売されていた「蔵開き弁当」を酒肴にして、尊皇さんのお酒をたっぷり満喫しました。

「いかんいかん!」と仕事を思い出し、ほろ酔い気味で少々しびれてきた頭を覚ますために、
無料サービスの「蔵元の仕込み水」を飲んでみると…、

この仕込み水が本当に美味かったんですよ!

三ヶ根山麓の伏流水を社内の井戸から汲み上げているので、鮮度が良いのでしょうか。
私にとってはとても体に馴染む、ちょうど良い軟水でした。
尊皇さんのお酒に感じるの優しい口当りは、この仕込み水が大きく関係している事を実感しました。

   

その他にも、蔵開きの日にしか飲めない「蔵開き記念酒」や、
まだ発売前で開発段階のお酒「ALL AICHI(仮)」の試飲もさせていただきました。

特に「ALL AICHI(仮)」は、原料米や酵母に至るまで、
全て愛知県で生まれたものを使用して造るお酒。おそらく愛知県で初の試みだそうです!
尊皇さんの「地酒」の活性化にかける熱い思いが伝わってきました。
このお酒が発売されるのが楽しみです。

(このお酒の味は、今回お客様からの感想を聞いて検討し直すとの事でしたので、
この時点での言及は差し控えさせていただきます。)

…そんなこんなで蔵開きは約1時間だけの滞在でしたが、とても楽しく、充実した時間を過ごす事が出来ました。
山﨑合資会社様、ありがとうございました!

 

そして来週はいよいよ2月に入ります。
当店では新取り扱いの「山崎醸」の季節限定酒、
「春の蔵出し 純米吟醸生原酒」「春かすみ 純米吟醸生原酒(微発泡うすにごり)」が、
入荷してまいります。

発売前ですが今回の蔵開きで飲ませていただきました。
さわやかな香りと喉ごしがスッキリした、やや辛口のお酒で美味しかったです。
通常版が「春の蔵出し」うすにごり微発泡版が「春かすみ」となっております。

  

どちらも立春の2/3(土)より販売開始予定です。
入荷しましたらまたこちらのブログでご案内させていただきますので、
ぜひご期待くださいませ!

関谷醸造「蓬莱泉」「一念不動」一部商品値上げのお知らせ

いつも蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

今週に入り一気に冷え込んできましたね。
蒲郡でもここ3日間雪が降り、私も朝に店前の道に積もった雪かきをしました。
3㎝程しか積もっていませんでしたが、
雪の質がスキー場並みにさらさらしたパウダースノーになっていたのにはビックリしました!

それもそのはず、24日の蒲郡の最低気温は-4℃を記録し、低温注意報も発令された程です。
氷点下の冷え込みが続くと、平地でもサラサラの雪が降るんですね。
インフルエンザも患者数が過去最多を記録する等、かなり流行しているようです。
皆様も冷え込みによる身体の不調にはくれぐれもお気をつけください。

さて、本日は申し上げにくいお知らせですが、奥三河の地酒「蓬莱泉」「一念不動」の一部の商品が、
2018年2月からメーカー(関谷醸造)様の出荷運賃値上げに伴い、値上げされる事になりましたので、
ご案内させていただきます。

2018年2月1日メーカー出荷分より、順次値上げとなります。
値上げ対象商品と値上げ予定時期は、下の案内文をご確認ください。

お客様には大変ご迷惑をお掛け致しますが、
なにとぞご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
今後とも「蓬莱泉」と「一念不動」をよろしくお願い申し上げます。

<新着>三日麹が生み出す重厚なコクと香り「泡盛 松藤プレミアムブレンド 30度」

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

ただ今当店では、取り扱いをしている焼酎のラインナップを見直しておりますが、
見直しポイントの一つとして、「色々なタイプの泡盛を置きたい」という考えがあります。

ライトな味わいが多かった当店の焼酎の品揃えの中に、濃厚かつ力強い風味の泡盛を加える事で、
お客様の選択の幅を広げたいという思いがあったのも理由の一つですが、
もう一つの理由として、シンプルながらも奥が深い泡盛の造り方に、私自身が魅了されたという事があります。

多くの焼酎は2段階に分けて仕込まれます。
例えば一般的な米焼酎の場合は、「一次仕込み」で麹に水と酵母を加えて酵母を培養して「酒母」を造ります。
その後、「二次仕込み」で、前工程で造られた酒母に主原料であるお米を加えて本格的な発酵を行いますが、

泡盛を仕込む場合、主原料は「米麹」(インディカ米と黒麹菌で造られた)だけとなり、
そこに仕込み水と酵母を加え、一度の仕込みだけで本格的な発酵を一気に行います。
麹だけで仕込まれるため、「全麹仕込み」と呼ばれます。

下の資料はFBO講習会テキスト「焼酎の基」からの出典ですが、
一般の本格焼酎と泡盛との製法の違いが時系列で良く分かります。

原料が米麹と水だけ、そして仕込みは一回のみという泡盛特有の製法は、
他の本格焼酎と比べると工程も少なく、シンプルとも言えます。

しかし逆に、泡盛はシンプルな工程だからこそ、
一つひとつの工程に対する力の入れ具合が全体の味わいを大きく左右するのでは、と思います。
「麹造り」「蒸留」「熟成」「割水・調整(ブレンド)」など、
各工程での蔵元さんのこだわりが明確に味に反映される、泡盛はそんな飲み物なのかもしれません。

そういった思いから、当店でも「色々なタイプの泡盛」の品揃えをする際には、
「工程ごとのこだわりが生きた味わい」をポイントに取り組んで行きたいと思います。

 

さて、本日は特に「麹造り」にこだわった贅沢な泡盛のご紹介をさせていただきます。


「松藤(まつふじ)プレミアムブレンド 30度 720ml」崎山酒造廠/沖縄県金武町
・原材料:米こうじ(インディカ米)
・アルコール度数:30度
・「三日麹」仕込み。3年以上貯蔵した古酒を60%ブレンド。
・価格(税別):2,100円

 

昔、琉球王国時代に王命を受け泡盛の製造を許可された三つの地域を「首里三箇(しゅりさんか)」と呼びます。
その中の一つである「崎山」をルーツに持つ崎山酒造廠様は、
昔ながらの三角棚を使ってじっくりと時間をかけた麹造りを伝統的に継承しており、
造られる泡盛は香味がやわらかでふっくらとしたコク感のある味わいで、国内外ともに高く評価されています。

2代目の崎山起松とその妻藤子の名前を冠した泡盛「松藤」は、
昔から結納などに縁起が良いとされ、「夫婦の酒」として親しまれてきました。

本日ご紹介する「松藤 プレミアムブレンド 30度」も、
最近では全国酒類コンクール泡盛部門で最高賞を受賞しております。

泡盛の麹造りにかける時間は、通常40時間(約2日間)と言われておりますが、
松藤の麹造りはそれよりも更に1日長くかけて造る「三日麹」なので、
その間にさまざまな香味成分の元が生成され、泡盛の味わいを奥深く複雑なものにしていきます。

仕込み水に使用されている恩納岳の伏流水は沖縄では珍しい硬度の低い「軟水」で、
「三日麹」から生み出される旨み成分と馴染みが良いため、濃厚でふくよかな味わいになります。

そして熟練のコウジサー(泡盛造りにおける杜氏)によって、3年以上熟成させた古酒を60%ブレンド
芳醇な香りと重厚なコクの、ぜいたくな味わいの泡盛に仕上がりました。

実際に飲んでみると、チーズやバニラを連想させるような非常にコクのある味わいでいて、
ストレートで飲んでもしつこさを感じさせない、品の良さ、バランスの良さを感じます。

手間ひまかけて造られた、こだわりの麹が生み出す味わいが存分に楽しめる逸品です。
琉球王朝から伝わる伝統の泡盛をぜひご賞味くださいませ。