店長日記ブログ

第34回 三河湾健康マラソンに参加しました!

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

本日2月11日、蒲郡の海沿いで開催された「三河湾健康マラソン」に参加しました。

  

前日までの雨は上がり、比較的暖かいですが風の強い中のマラソンとなりました。
昨年に続き、今年も参加者が3,000人を越えたそうです。

さて、今年は正月太りがまだ解消されないままに挑んだ10km。
昨年の成績は上回る事は無理なので、無事に完走出来るだけで良いと思ってましたが結果は…、

なんと昨年より20秒速く走り切る事が出来ました!

去年より体重は増えているのになぜだろう?(笑)

おそらく新しいランニングシューズのおかげかな、と思います。
今までは走り終えるとヒザや太腿が痛くて歩けない状態になっていたのですが、
今回は全然痛くないのです!

素晴らしい「アディダス ピュア・ブースト」…。
おかげで翌朝も筋肉痛に悩まされずに済みそうです。

奔り終えた後は、一緒に走った友人達と竹島水族館前の焼き肉屋「大東園」さんで打ち上げをしました。
レース3日前から禁酒してましたので、焼き肉をつまみながら久しぶりの一杯は格別でした。

来月はいよいよ徳島でフルマラソンに参加する予定です。
今日の4倍以上走らなければいけないのですが、怪我に注意しながら練習を積んでいきたいと思います。

<酒雑談>ワインのヴィンテージは大事だなあ…。

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

昨日2月9日は、「平昌オリンピック」の開会式が行われました。
いつもならオリンピックが始まる前は、お祭りの時の様に心が高揚してくるのですが、
今回は私にとっての今季初マラソン、2月11日の「三河湾健康マラソン」に向けての練習?に精一杯で、
少々オリンピックフィーバーに乗り遅れてしまった感じです。

今年の1月中旬頃からお酒の量を減らし、朝のジョギングを継続してきましたが、
未だに正月太りから抜け出せていないという体たらく(涙)。
40歳を過ぎて体の代謝機能が明らかに落ちてきている事を実感しております。

しかし泣いても笑っても明日2/11が本番(10km)なので、
あとは体の疲れを取りながら、平昌オリンピックをテレビで観戦したいと思います。
(日本と韓国は時差が無いため、夜更かしせずともテレビでライブ観戦できるのが良いですね!)

そんなわけで本日のブログでも「酒雑談」を気楽にダラダラと書かせていただきます。

昨日の2月7日、名古屋の栄で行われた飯田ワイン様主催の「春のワイン試飲会」に行ってきました。
飯田ワイン様の直輸入ワインは当店でも多く取り扱いさせていただいており、
今回も新たな商品の仕入れの検討と、今現在お店で取り扱っているワインの味の確認のための参加でしたが、
その時にあらためて思い知らされた事があります。

まずは当店で販売しているワインの味の確認をしていったところ、

「!? 前に飲んだ時と味が違う…。」

というものがいくつかありました。

スタッフの方に確認したところ、私がそう感じたワインは全て、
最近になって出荷のヴィンテージ(製造年)が変更になったワインでした。

例えばこのワインですが、

  
「シルヴィオ ナルディ サンタンティモ トゥラン」750ml
・生産地:イタリア・トスカーナ州
・クラス:DOCサンタンティモ
・葡萄品種:プチヴェルド40%・サンジョヴェーゼ30%・シラー20%・コロリーノ10%
・タイプ:赤・辛口
・価格:2,100円(税別)

 

去年2017年7月5日のブログで「夏の新着ワイン」として紹介した当時、
このワインのヴィンテージは2015年でしたが、このたびヴィンテージが2016年に変わりました。
2015の味わいはとても若々しい果実感が魅力でしたが、今回の試飲会で2016を試飲してみると、
2015に感じられた若々しさは鳴りをひそめ、タンニンのしっかりした重厚な味わいに変わっておりました。

この「一年の違い」による味わいの変化にビックリしたのと共に、
私も酒屋になって一年以上が経過し、折に触れてワインの飲み比べを出来る限り重ねてきたつもりでしたが、
ヴィンテージ違いのワインの飲み比べは、ヌーヴォーを除いてほとんどしてこなかった事に気付かされました。

ワインのヴィンテージは醸造年であり、ブドウの収穫年です。
醸造家はその年に収穫されたブドウの状態を把握したうえで、
そのブドウの長所を生かした味わいになるようにワイン造りを行います。

スタッフの方に教えていただいたのは、2015年のヨーロッパは天候も良く、ぶどうも良く熟したため、
先程例で挙げたワインをはじめ、とても果実感のあるワインが多かったそうです。
その反面ワインとして熟成のピークを迎えるのも早く、リリースから3~4年が飲み頃との事でした。

その次の年の2016年は、前年に比べると冷涼な気候でブドウの完熟度も低かったため、
ワイナリーによっては前年でのブドウの果実味を生かしたワイン造りから、
ブドウの持つ酸味、渋味を生かし、ゆっくりと時間をかけて熟成させる重厚な造りに変えたところもあるそうです。

まさに私が感じた「シルヴィオ ナルディ サンタンティモ トゥラン」の2つのヴィンテージの味わいの違いは、
原料のブドウの状態の違いと、醸造家がブドウの特徴を生かしてどんなワインが造れるかを考えた結果だったわけです。

大量生産されるデイリーワインのように、いつどこで買っても同じ味わいである事が求められるものは、
醸造過程で違うヴィンテージのブドウを混ぜる等、均一化の調整が可能ですが、
そのようなワインは「NV(ノンヴィンテージ)」となり、ワインのエチケットに年号は記載できません。

年号付きのワインを店頭で販売する立場として、
その年、その土地でのブドウの収穫状態の良し悪しを把握しておかねば、
お客様に正確なワインの味わいを伝えられないなと、今回強く思いました。

あらためて、ワインのヴィンテージは大事だなあ…と。

試飲会の後、飯田ワインの担当営業の平井様より「ワインのヴィンテージチャート」を紹介していただきました。
これを参考にしながら、今後は地域やブドウ品種だけではなく、
ヴィンテージの切り口からもワインの品揃えを見直していきたいと思います。

「西郷どん」の故郷 薩摩焼酎をはじめとした「芋焼酎フェア」実施中。

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

今年の1月よりスタートしましたNHK大河ドラマの「西郷どん(せごどん)」
ちまたでは「面白い」「西郷隆盛役の鈴木亮平の役作りが凄い」と評判になっているようです。
視聴率も徐々に上がってきており、2/4に放送された第5回では過去最高を記録したそうです。

私が通っていた大学のすぐ近くには、幕末に薩長同盟に向けての会合が行われた薩摩藩邸の跡や、
その南には「禁門の変」が起こった京都御苑など、西郷隆盛に関係ある史跡が多く存在しており、
まさに「西郷どんの第二の故郷」と言えるような場所でした。
(ちなみに私の下宿の近くには坂本龍馬が襲撃された宿屋「寺田屋」がありました)

しかし学生当時、幕末の歴史に興味が無かった私は幕末の史跡を訪れる事も無く、そのまま卒業。
司馬遼太郎をはじめとした幕末の諸小説に夢中になったのは、京都を離れた後の事でした。
お気楽な京都の学生の時に幕末の歴史に興味を持っていれば…、と今更ながらに後悔してます。

 

さて、そんな今年注目の「西郷どん」にあやかりまして、
当店でも「西郷どんの故郷」である薩摩焼酎をはじめとした「芋焼酎フェア」を実施しております。

さつま焼酎以外にも、愛知県の田原市で採れた紅あずまで造られた芋焼酎「亀若」など、
他の地域の芋焼酎もございますので、是非見ていって下さいm(__)m。

芋焼酎を1本お買上げいただくと、
特典としてキッコーマン「うちのごはん」を、お一つプレゼントさせていただきます!

芋焼酎ファンの皆様、この機会に是非お買い求めくださいませ。

<取扱い開始!>三河地方の新しい地酒「山崎醸(やまざきかもし)」

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

今日の蒲郡は明け方に少し雨が降ったみたいですがその後は穏やかに晴れてきて、
陽射しがとても暖かい「節分」となりました。

昨日までの寒さが嘘のようです。このまま春に向かって暖かくなっていって欲しいのですが‥、
明日の2月4日(日)は一転、今日よりも最高気温が5℃も低い、冷え込んだ日になるようです(泣)。

「三寒四温」を繰り返しながら、少しずつ春に近づいていく2月は、
ただひたすら寒いだけだった今年の1月に比べればまだ救われる様な気がしますが、
お酒と同様、人の身体も急激な温度変化でコンディションを崩しやすくなりますので、
風邪やインフルエンザ等には、皆様くれぐれもご注意ください。

 

さて、本日は2月より当店で新しく取り扱いさせていただく事になりました、
山﨑合資会社様が造る特約店限定酒「山﨑醸(やまざきかもし)」のご紹介です。

  

「清酒 尊皇」の蔵元として有名な西幡豆の山﨑合資会社様が、平成23年に立ち上げた新しいブランド「山崎醸」
限定流通酒として既にブランドイメージを確立していた「奥」「焚火」に続く、
地元である愛知県産の原材料と、手造りにこだわったお酒です。

「奥」は愛知県の酒造好適米「夢山水」を原料にした、アルコール度数18度以上のトロリと濃厚で香り高い味わい。
「焚火」は愛知県の酒造好適米「若水」を原料にした、上品かつキレ味しっかりの辛口酒として有名ですが、

今回ご紹介する「山崎醸」も愛知県の新しい酒造好適米「夢吟香」と「夢山水」をはじめとした、
地元産にこだわった原料を使用したお酒で、非常にバランスのとれた味わいです。

私自身も実際飲んでみたのですが、
「奥」はお酒の持つ華やかさ、奥深さを突き詰めた、言わば「ゴージャス(豪華な)」お酒で、
「焚火」はお酒の持つ繊細さ、キレの良さを追求した、言わば「シャープネス(キレ味良い)」お酒なのに対し、
「山崎醸」は出来る限り広く、多くの人に愛知のお米で造った純米酒を味わってもらいたいという思いから、
味わいのバランスのとれた「ユニバーサル(万人に受け入れられる)」お酒というイメージです。

この度、季節限定酒も含め4つの「山崎醸」のお酒が入荷してまいりましたので、それぞれご紹介させていただきます。


「山崎醸 純米酒」720ml
・原料米:愛知県産「あいちのかおり」(精米歩合:70%)
・アルコール度数:15.5%
・日本酒度:+1.0 ・酸度:1.3 ・アミノ酸度:1.0
・価格:980円(税別)

愛知県産「あいちのかおり」を全量使用したリーズナブルな純米酒。
上品な香りでふくらみがあり、キレの良い味わいです。
冷やでもお飲みいただけますが、お燗をすると美味しさが一層引き立ちます。

 


「山崎醸 夢吟香DREAM 純米大吟醸原酒」720ml
・原料米:愛知県産「夢吟香」(精米歩合:50%)
・アルコール度数:16%
・日本酒度:±0 ・酸度:1.5 ・アミノ酸度:1.5
・価格:1,600円(税別)

愛知県が育成した新しい酒造好適米「夢吟香」と、三ヶ根山山麓の伏流水で醸した純米大吟醸原酒。
華やかな香りで幅のある豊かな味わいが楽しめます。
オシャレなラベルに描かれているのは、三ヶ根山から海を渡る蝶「アサキマダラ」。
この蝶のように、このお酒も海を越えて世界中の人々に愛されるユニバーサルな酒になるという夢を込めて、
「DREAM」と名付けられました。

 


「山崎醸 春の蔵出し 純米吟醸生原酒」720ml(季節限定酒)
・原料米:愛知県産「夢山水」(精米歩合:55%)
・アルコール度数:16%
・日本酒度:+2.0 ・酸度:1.8 ・アミノ酸度:1.1
・価格:1,350円(税別)

奥三河で契約栽培した高品質の酒米「夢山水」を全量使用。
本年度の新酒を立春まで程良く熟成させた純米吟醸生原酒。
さわやかな香りと喉ごしが心地良い、やや辛口の味わいです。
冷やしてお飲みください。

 


「山崎醸 春かすみ 純米吟醸生原酒(「微発泡うすにごり)」720ml(季節限定酒)
・原料米:愛知県産「夢山水」(精米歩合:55%)
・アルコール度数:16%
・日本酒度:+2.0 ・酸度:1.8 ・アミノ酸度:1.1
・価格:1,350円(税別)

奥三河で契約栽培した高品質の酒米「夢山水」を全量使用。
本年度の新酒をうすにごりの状態で調熟させた「微発泡」の純米吟醸生原酒です。
さわやかな香りと喉ごしが心地良い、スッキリした味わいです。
冷やしてお飲みください。

 

以上、当店に新たに入荷した4つの「山崎醸」のご紹介でした。
三河湾と三ヶ根山の風土と、山﨑合資会社の地元愛が生み出した、三河地方の新しい地酒です。
今後とも「山崎醸(やまざきかもし)」を、よろしくお願い申し上げます。

いよいよ立春。蓬莱泉 純米大吟醸生酒シリーズ第一弾「春のことぶれ」入荷しました!

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

2018年も2月に入り、先月から続く寒さも少しは和らぐかと願いましたが、
「大寒波」の勢力は未だ衰えず、私は家の中でもダウンジャケットを着込んで
ブルブル震えながら過ごしております。
東京でも先週に引き続き2週連続大雪が降りました。

今年の冬は、例年より本当に寒いと感じます!
調べると2017年11月中旬~2018年1月末の名古屋の平均気温は、
平年よりもマイナス1.1℃も寒いみたいです。

暦の上ではあと少しで2月4日の「立春」を迎えるのですが、
北からは寒波、南からは南岸低気圧が寒さと大雪を日本にもたらし、
今年は立春を過ぎても、まだまだ春の暖かさの訪れを許さないみたいです(涙)。

しかしながら、毎年立春に合わせて入荷してくる数々の季節限定酒がある事で、
何とか季節感を感じる事が出来るのは酒屋の特権でしょうか(笑)。

ちょうど本日、春の産声を感じさせる贅沢な限定酒が入荷してまいりましたので、
ご紹介させていただきます。


「蓬莱泉 純米大吟醸生酒 春のことぶれ」720ml
・原料米:山田錦(精米歩合 麹米40% 掛米45%)
・アルコール度数:17%
・価格:3,380円(税別)

 

蓬莱泉の有名な純米大吟醸「空(くう)」の生原酒版です。
蓬莱泉では毎年「季節の純米大吟醸生酒シリーズ」として、
「空」の生原酒版が季節毎に数量限定で発売されますが、
その第一弾である「春のことぶれ」が立春の時季に合わせて今年も入荷してまいりました!

このシリーズのお酒は、原料米や精米歩合はあの「空」と同じで、
言わば「空の兄弟酒」としても有名なのですが、
発酵に使用する酵母が「空」とは違っている点や、無加水で火入れをしていない「生原酒」のため、
華やかで甘い味わいが魅力な「空」と比べると、濃厚な香りと旨みがどれも際立っております。

その中でも特にこの「春のことぶれ」は、
しぼりたてを瓶詰めしたため、フレッシュな甘味と旨みが魅力です。
まさに「しぼりたての空」の味わいを堪能出来る逸品となっております。

 

華やかなラベルのおかげで当店の冷蔵庫の中も春めいてきました!

この時季だけの数量限定酒となっておりますので、お求めはお早めにどうぞ。
3月に入荷してくる「空」と飲み比べてみても良いかもしれませんね。
当店ではオンラインショップでも販売しておりますのでぜひご利用くださいませ。

まだまだ寒い日が続きますが、少しずつやってくる「春のことぶれ」を、
皆様もこのお酒でぜひ感じてみて下さい。