店長日記ブログ

春の新着ワインその⑤ 甘口ワインはディナーの後で 「シャトー パドゥエン 2008」

蒲郡の酒屋まん天やのブログにお越し頂きありがとうございます。
店長の木村です。

春分の日を過ぎて、日の出の時間が早くなってきましたね。
私は朝ジョギングするのですが、日々少しずつ明るく、暖かくなるにつれ
段々と楽しくなってきて、最近では写真を撮るようになりました。


3月22日 朝7時の蒲郡竹島です。
雲一つ無い青空の下、蒲郡開発の祖である藤原俊成の像と共に、
優しい朝日に照らされています。

こちらは昼ですが、3月20日 蒲郡形原町の双太山公園からの眺望です。


この日も快晴。東に三河湾が、西に三ヶ根山が見えます。
蒲郡は海と山に囲まれ、守られ、育まれた街である事があらためて実感出来ます。

昔、小学校の歴史の授業で、
「源頼朝は海と山の自然の要塞で守られた場所に幕府をつくろうとして、
鎌倉か蒲郡かで最後まで迷った」と教えられたのを思い出しました。
確かに鎌倉と蒲郡は地形的に似てるかもしれませんが、
今ネットで調べてもそんな情報は出てきません。
これは先生の作り話だったのでしょうか…?気になります。

話がそれてしまいましたが、蒲郡にも春はもうすぐそこまで来ました。
春の新着ワインの紹介も今回が最終回。
今回は、極甘貴腐ワインの産地、フランスのソーテルヌ地方の
甘口白ワインのご紹介です!


「シャトー パドゥエン 2008」
imported by IIDA WINE
・醸造元:シャトー パドゥエン(フランス ボルドー右岸)
・クラス:ACソーテルヌ
・葡萄品種:セミヨン80%・ソーヴィニヨンブラン10%・ミュスカデル10%
・価格:4,000円(税抜)

世界三大貴腐ワインとは、
フランスのソーテルヌ、
ドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼ、
ハンガリーのトカイ・アスー・エッセンシア、この3つを指します。
糖度の高いワインを造るため、あえて貴腐菌でブドウを腐敗させて、
水分の抜けたしおれたブドウを原料に使用します。

ソーテルヌ地方は川沿いで湿度が高く、貴腐菌が発生しやすい気候。
この菌のおかげで見た目は干しブドウのようでも、
水分の抜けた事で果汁成分が凝縮された
「甘味の宝庫」のような「貴腐ブドウ」が生まれます。
このブドウから黄金色の甘口ワインが造られるのです。

今回のワインはそのフランスソーテルヌのいわば「入門編」。
貴腐ワインにしてはお手頃な価格でお求めする事が出来ます。

このワインは飲んだ直後は蜂蜜のようにとても甘く感じます。
しかし後から酸やミネラル成分に由来するフレッシュ感が出てきて、
爽やかな後味で締めくくります。
極甘ワインというよりも、爽やかでフレッシュな甘さとなってます。

ディナーの後にちょっと贅沢なデザートワインとして最適です。
良く冷やしてお召し上がり下さい。

今年のまん天や「春の新着ワイン」を5つ紹介させていただきました。
また次回の新着ワインをご期待ください!

 

<ご連絡>「蒲郡みかんワイン」2017年3月時点で休売しております。

蒲郡の酒屋まん天やのブログにお越し頂きありがとうございます。

10年前より蒲郡のお土産屋、酒販店等で販売しておりました
「蒲郡みかんワイン」ですが、
2017年3月現在、企画元の事情により休売中となっております。

当店にも在庫が無く、ポスターしか残っておりません。

蒲郡の名産品である「蒲郡みかん」。
その中でキズものであったり、大きさが足りない等、
市場に出す事が出来ないものが蒲郡みかんワインの原料となっていました。
2007年発売から年を重ねる毎に好評を博してましたが、
昨年からワインの生産を休止しているようです。

当店にもお問合せが多く寄せられておりましたので、
今回ホームページにでも休売の旨を掲載させていただきます。

JA蒲郡市様によると、「現在はあくまで休売の状況」ですので、
もし再発売する時にはまたこのホームページに情報を掲載させていただきます。
(詳細はJA蒲郡市様にお問合せ下さい)

数年前、私の学生時代の友人の結婚式では、
この「蒲郡みかんワイン」が乾杯のお酒になったりもしましたので、
個人的に寂しいニュースです。
また再び出荷される事を密かに願っております。

「第10回 東三河の酒蔵を知る会」に参加しました。

こんにちは。店長の木村です。

3/19(日)、豊橋の名豊ビルで催されました
「第10回 東三河の酒蔵を知る会」に参加させていただきました。

開始20分前。会場は既に大勢のお客様で大賑わいです。

出品蔵元(代表銘柄/所在地)は、
・伊勢屋商店(公楽/豊橋市)
・福井酒造(四海王/豊橋市)
・関谷醸造(蓬莱泉/設楽町)
~特別参加~
・神杉酒造(神杉/安城市)
・今西清兵衛商店(春鹿/奈良)

以上5つの蔵元さんのお酒を試飲しながら、
杜氏さんと直接お話をする事が出来ました。

豊橋名産のちくわや海産物のおつまみも美味しかったです!

三河のお酒、そして蔵元さんがそれぞれ持つ個性を満喫する事が出来ました。
夢山水、夢吟香、若水など三河で生まれた酒造米を原料に造られた酒は、
ベースとして旨み、香りがしっかりと出ていて、
濃い味付けが特徴である愛知の食文化に良く合います。
そこに蔵元さん独自のエッセンスが個性として加わり飽きさせません。

まん天やも今後、三河の地酒に一層力を入れていきたいと思います。
新たな商品展開にご期待ください!

また、この会が開催された名豊ビルは、駅前の再開発に伴い、
来月いっぱいで閉館し、取り壊されるそうです。

今から50年ほど前、この名豊ビルが出来たばかりの頃に
私の母がここで売り子をしていたそうです。
50年後の今、母の思い出深いこのビルに来る事が出来て良かったと思います。

人気の芋焼酎「赤霧島」 2017年春分入荷しました!

こんにちは、店長の木村です。大分暖かくなってきましたね。

まん天やの店頭に活けてある桃の花です。

ひなまつりの頃に咲き始めましたが、最近少しずつ散り始めてきました。
桃から桜へ、春の花のバトンタッチもすぐそこですね。

そんな春分のこの時期、焼酎ファンの方に良いお知らせです。

霧島酒造の芋焼酎「赤霧島」が入荷致しました!

原料に幻の紫芋と称される「ムラサキマサカリ」を使用し、
赤ワインを彷彿とさせるようなエレガントな香りと、
キリッとした飲み口で、焼酎界を席巻したご存じ赤霧島。
まだまだ根強い人気です。

個人的に私もこの焼酎は大好きで、
まずはストレートで華やかな香りを楽しみつつチビリチビリと始め、
その後は水割りにして食中酒として飲んでます。
色んな楽しみ方が出来るのもこの焼酎の魅力の一つですね。

原料芋の収穫量が限られており希少なため、
年2回、春と秋のみ限定出荷となっております。
その春の分が「春分の日」に合わせるが如く入荷してきました。

900ml瓶、1800ml瓶ともに在庫ございます。
以前よりもお求めやすい価格となっておりますので、
お近くにお立ち寄りの際はぜひご利用ください。

オンラインショップでも、
赤霧島と愛知のご当地芋焼酎「亀若」との
芋焼酎飲み比べセットがお求めいただけますので、
ぜひチェックしてみてください。

春の新着ワインその④ 春色ロゼスパークリング「ポルタ レオーネ ピノ ロゼ スプマンテ ブリュット」

こんにちは。店長の木村です。

昨夜(3/15)の蒲郡は非常に盛り上がりました!

WBCの2次ラウンド、日本対イスラエル戦。
蒲郡駅の観光ナビテラスにてパブリックビューイングが行われましたが、
蒲郡市出身の千賀滉大投手が先発という事で、大変な盛り上がりだったそうです。
(私も近所ですので仕事中にもかかわらず少し覗いてきました)
試合の結果は千賀投手の5回無失点の活躍もあり、8対3で日本が勝利しました!

ピンチの時も冷静さを失わずに投げ切った千賀投手に勇気をもらいました!
侍ジャパン、アメリカでの決勝ラウンドも頑張ってください!

…球春到来という事で、野球の話が最近多くて申し訳ございませんm(__)m。
本題に移らせていただきます。今回は…、

春の到来を象徴するような、イタリアのロゼスパークリングワインのご紹介です。

「ポルタ レオーネ ピノ ロゼ スプマンテ ブリュット」
 imported by IIDA WINE
・醸造元:レ コンテッセ(イタリア ヴェネト州)
・クラス:IGT ヴェネト

・葡萄品種:ピノ ネーロ70%・ピノ ビアンコ30%
・価格:1,800円(税抜)

梅や桃、桜の花を彷彿とさせる淡いピンク色、
まさに「春色」のスパークリングロゼワインです。
グラスに注ぐと細かくて爽快な泡がグラスの底から上り続けます。
シャルマ方式という製法で、タンク内で二次発酵をさせており、
葡萄の熟した果実味も香りから程良く感じる事が出来ます。

口に含むと炭酸のフレッシュ感に、
ほのかなタンニン、渋味が心地良く飲みやすいです。
濃厚な味の養殖を食べながら飲むと、口の中をサッパリさせてくれますし、
和食に合わせるのもおすすめです。まさに赤と白の中間で、
様々なTPOで楽しむ事が出来る一本です。

この「春色ロゼスパークリング」で、皆さんもぜひ春の到来を感じて下さい!