店長日記ブログ

愛知県豊橋市のご当地蔵!伊勢屋商店「酛々(もともと) 純米大吟醸 火入れ酒版」入荷しました。

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

豊橋の酒蔵 伊勢屋商店様のご協力のもと、
地元の酒屋が田植え・稲刈り・酒造りに参加して生まれた
「酛々(もともと) 」の火入れ酒版が入荷してまいりました!


「伊勢屋商店 酛々(もともと) 純米大吟醸 火入れ酒版」720ml
・原料米:夢吟香(精米歩合50%)
・アルコール度数:15~16%
・価格(税別):1,800円

 

原料米は愛知県豊橋産の酒造好適米「夢吟香」を50%精米した、
繊細な吟醸香とふくよかなお米の旨みが魅力の純米大吟醸です。

9月に入荷した酛々(もともと) の「ひやおろし版」は非常にご好評をいただき、
3週間で完売しました。今回入荷しました「火入れ酒版」の出来も上々です。
火入れの工程では、お酒本来の風味を損なわないために
一本いっぽん一升瓶に入れて湯煎殺菌を行う「瓶燗火入れ」をしており、
夢吟香の瑞々しい香味が生きております。

この時期だけの数量限定品。東三河のお土産としても好評です。
この火入れ酒版もひやおろし版の時と同様、当店で試飲出来ますので、
ぜひ味見していって下さい!

生貯蔵酒版も残りあと2本で完売となりますのでお早めに!

新潟の新米100%!越の誉より「赤・青・黄」三色の新酒が入荷しました。

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木村です。

本日10/30の蒲郡は、2週連続続けて台風一過の月曜日となりました。
快晴ですが、まだ風が強く吹いており、外に干した洗濯物も飛んでいってしまいそうです。
店先には風で飛んできた木の葉が散乱していて、今朝は掃除に手間取りました。

そして台風明けの東京都心と近畿でも、「木枯らし一号」が吹いたと本日発表がありました。
そのニュースを聞いて私は、
まるで台風が木の葉を飛ばす役目を北風にバトンタッチしたみたいに思えてしまい、
今日を境に北風がどんどん冷たくなり、寒くなっていくような気がしてなりません。

皆様も急な体の冷えによる体調不良にはお気を付け下さい。

本日は新潟県の原酒造様のブランド「越の誉」より、
この秋に穫れたての新米を使って10月に搾ったばかりの3つの新酒、
名付けて「旬三昧シリーズ」が入荷しましたので、ご紹介させていただきます。
「赤・青・黄」それぞれのラベルの色がお酒の個性を表してますよ。

●中:赤 「越の誉 初搾り本醸造」720ml
・原料米:越路早生100%(新潟県産)
・精米歩合:(麹米)65% (掛米)65%
・アルコール度数:17%
・概要:新潟県内で今年一番早く収穫された「越路早生」使用。新鮮で華やかな香り、豊醇辛口な味わい。
・価格(税別):1,000円

●右:黄 「越の誉 純米搾りたて」720ml
・原料米:五百万石100%(新潟県産)
・精米歩合:(麹米)65% (掛米)65%
・アルコール度数:17%
・概要:今年収穫した新潟県産契約栽培米「五百万石」を全量使用。飲み飽きないスッキリとしたキレの良さ。
・価格(税別):1,200円

●左:青 「越の誉 にごり酒」720ml
・原料米:麹米:五百万石 掛米:こしいぶき(いずれも新潟県産)
・精米歩合:(麹米)70% (掛米)70%
・アルコール度数:18%
・概要:とろりとした絶妙の舌触りと、清涼感に溢れる喉越しが調和した濃醇な辛口にごり酒。
・価格(税別):900円

新潟淡麗の中にも、奥深いお米の旨みを感じられる酒造りを追求する越の誉。
その考え方は、この個性の違う3色の新酒の中にも共通して垣間見る事が出来ます。

どれも今年穫れた新潟の新米で造った「新酒」であり、加水をしていない「原酒」なのです。
新酒ならではのフレッシュ感だけでなく、重厚なお米の旨みがズンと来ます。
この新潟100%の新米新酒の飲み応えを本醸造、純米、にごり酒と、様々な違ったタイプで、
それもリーズナブルな価格でご賞味いただけます。

毎年この時期だけの限定商品です。
辛口党の皆様、ぜひ今年の新潟の新米新酒で、「実りの秋」を感じてください。

<夢吟香のバケツ稲チャレンジ🌾>10月27日。ついに「稲刈り」。バケツ稲達がバケツを卒業!

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

本日のブログも「夢吟香のバケツ稲チャレンジ」。
この2週間でバケツ稲に起きた事を昨日に引き続き書き出してみます。

前回のブログでは、収穫の前準備の「落水」作業に、長雨の影響でなかなか取り掛かれず、
バケツ稲を倉庫の中に移動させ、落水を開始したところまで書きました。

台風21号と秋雨前線の猛威に震えながら、薄暗い倉庫の中で5日間過ごしたバケツ稲達は、
少し元気がなさそうに見えました。10/25から晴れましたので、
元の日当たりの良いベランダに戻しました。

しばらく水を断ったため、バケツの土も干上がってきました。これでお米の登熟も止まります。

 

そして10/27、落水から10日経った夕方、いよいよ「稲刈り」です。
バケツ稲達が、ついにバケツから“卒業”する時が来ました。

夕日と物干し竿に別れを告げる黄金のバケツ稲達。

 

キッチンバサミで稲刈り開始。なぜか引退力士の断髪式のような心境です…。

 

断髪式…ではなく稲刈り終了。切った断面を見ると水を通す道管は黄金色にならず、まだ青々としているのが分かります。

 

長男も稲刈り作業を手伝ってくれました。

 

刈り取った稲。その後稲に残った余分な水分を更に抜くため…、

 

稲を束に縛り倉庫の中で「稲架掛け」にして更に10日程乾燥させます。

 

これでバケツ稲達はバケツを卒業しました。
正直少し寂しいですが、まだまだ終わりではありません。
「稲刈り」の後は、収穫の最終工程「脱穀→もみすり→精米」と続きます。

来月から、バケツ稲達がお米へと姿を変えていく模様をお伝えしていきたいと思います。

<夢吟香のバケツ稲チャレンジ🌾>10月18日。雨降り止まないし台風来るし…。屋内で無理やり「落水」。

いつも蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

なかなかブログの更新が出来なかった「夢吟香のバケツ稲チャレンジ」。
本日は10/28ですが、実は2週間くらい前にバケツ稲にとって大きな局面を迎えておりました。
事後報告になりますが、今から2週間くらい前の10/15にさかのぼって報告させていただきます。

10/15現在で出穂から約40日が経過し、ほとんどの稲穂が黄金色に色付きました。
いよいよお米の「収穫」に向けての作業を行います。

まずは「落水」。水やりをやめてバケツの中の水を抜きます。
この作業は出穂してから約30~40日後、稲刈りの約10日前を目安に行います。

「落水」は、水を断つことで、お米の熟成を止めるために行うのですが、
落水が早過ぎると未熟な玄米になってしまい、精米時に割れやすくなり、くず米、胴割れが増加します。
逆に遅過ぎると玄米が熟れ過ぎてしまい、お米の品質が悪くなってしまいます。

うちの「夢吟香」のバケツ稲も、10/15をメドに落水をする予定でした。

ところが!です。

goo天気より。愛知県の10月中旬の天気の履歴。

 

10月中旬は秋雨前線や台風の影響でずっと雨模様の天気が続き、
こちらがバケツの水を抜いても、すぐに雨が降ってバケツに水が溜まってしまうの繰り返しで、
落水をするチャンスが全然訪れません。
このまま雨風が吹きさらしのベランダに置いておくと、いつまでも水が抜けず、
穂が熟れ過ぎてお米の品質が悪くなってしまいます。

週末には大型台風21号が接近する事もあったので、
18日の一瞬の晴れ間を利用して、バケツの水を捨て、ベランダからお店の倉庫の中に移動させました。

 

ここで週末の台風や大雨をしのぎながら、10日間程屋内で落水を実施します。

日も差さない薄暗い場所ですが、少しの間ガマンしてくれ!

「落水」の後はいよいよ「稲刈り」の実施です。
またこちらのブログにて報告させていただきます。

キレのあるひやおろし「越の誉 純米吟醸 静輝(かがやきしずか)」試飲も出来ます。

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

昨日、今日と、久しぶりに快晴の日が続いている蒲郡ですが、
先週に引き続き、今週末の10/28、29も台風22号が日本に接近する影響で雨模様になるようです。
10月に台風が発生し、日本に接近(上陸)するのも珍しいみたいですが、
それよりもイベントが多い週末を狙って日本にやって来る「イジワル台風」が今年は多い事にウンザリしています…。

この週末10/28、29の蒲郡も「クラフトフェア蒲郡2017」「蒲郡にぎわいデー」等の屋外イベントがあります。
先週の台風に比べるとコースは南寄りで、勢力も弱いようですが、何とか今の快晴が持って欲しいと思います。

さて本日は、日本酒の秋の風物詩「ひやおろし」のご紹介です。
これまでも愛知県のひやおろしをいくつか紹介しておりますが、
今回は新潟県の原酒造様が造る、淡麗でスッと切れる後味が魅力のひやおろしです。


越の誉 ひやおろし純米吟醸「静輝(かがやきしずか)」720ml
・原料米:たかね錦100%(新潟県産契約栽培米)
・精米歩合:(麹米)50% (掛米)60%
・アルコール度数:16%
・概要:淡麗でも奥に旨味を感じる。後味のキレ非常に良い。
・価格(税別):1,400円

 

どちらかと言えば淡麗辛口タイプのひやおろしです。
「新潟淡麗」と言われるように新潟のお酒は淡麗な酒質のものが多いですが、
この「静輝」は、淡麗の奥に米の旨味も
しっかりと感じられる仕上がりになっております。

そしてこのお酒の特筆すべき点は「後味のキレの良さ」です。
お酒の旨味がだれる事無く、締まりながらスッと消えていく後味は、
私達まん天やスタッフ全員、高評価でした!
「これはお寿司や刺身と一緒に飲みたいな~」と思いました。

当店でも毎年人気を博している定番のひやおろしです。
このお酒も他のひやおろしと同様、試飲出来ますので、
お気軽に試飲していただき、実際に味わってみて下さい。
(注意)お車を運転される方は試飲出来ません。