店長日記ブログ

「尊皇 大吟醸酒粕 500g」少しだけ分けていただきました。

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただき、ありがとうございます。
木村です。

昨日のブログで山﨑合資会社様の「山﨑醸 夏吟醸」の入荷をご案内させていただきましたが、
お酒と一緒に、貴重な「大吟醸酒粕」を蔵元様から少し分けていただきました。

尊皇 大吟醸酒粕」500g
・状態:ばら粕(非加熱)
・価格(税別):440円

 

山﨑合資会社様で搾った今年度(29BY)で最後の大吟醸酒粕という事で、
これが完売すると、当店では「大吟醸酒粕」はしばらく品切れ状態となります。

今回当店に入荷した酒粕も少量ですのでお求めの際はお早めにどうぞ!
ちなみに5月11日時点で残り在庫4つとなりました。品切れの際はご容赦ください。

上品に香り喉ごしすっきりの夏酒!「山﨑醸 夏吟醸」当店初お目見えです。

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただき、ありがとうございます。
木村です。

今年の2月から、当店で新たにお取扱いさせていただく事になりました
愛知県西尾市西幡豆の山﨑合資会社様が醸す「山﨑醸(やまざきかもし)」
当店で販売開始から3か月が経過しましたが、
おかげ様でお客様から多くのご愛顧を賜っております。

この「山﨑醸」は地元愛知県にこだわった原料と、手造りにこだわった製法、
そして派手さは無いですが、老若男女問わず受け入れられる美味しさ、飲みやすさを持ったお酒だと
私も思っております。

そして立夏を過ぎ、この「山﨑醸」からも待望の夏酒がリリースされました!

山﨑醸 「夏吟醸」 純米吟醸酒
・原料米:奥三河で契約栽培した夢山水100%
・精米歩合:55%
・アルコール度数:14.5度
・日本酒度:+1.5 ・酸度:1.5 ・アミノ酸度:0.9

・価格(税別):1,250円(720ml/写真:右) 2,600円(1800ml/写真:左)

 

山﨑醸の夏限定酒「夏吟醸」、当店では今回初お目見えとなります。
どんな味なのでしょう?早速試飲してみました。

上立ち香からは繊細な吟醸香が感じられ、上品な印象を受けます。
飲んでみますと、ほのかに甘みを感じるとてもすっきりした味わい、
後味のキレも良く、引っ掛かりが無い喉ごしで非常に飲みやすい!
「これは美味い!そして飲みやすい!」がスタッフ全員の第一声でした。

先日紹介しました「一念不動 夏生酒」と味わいの比較しますと、
フルーティな香りや旨み、ボディ感は「一念不動 夏生酒」の方がありますが、
「山﨑醸 夏吟醸」はその分、すっきりとしたキレ感、喉ごし感が素晴らしい!

どちらのお酒も同じ原料米を使用して、精米歩合、アルコール度数も近いですが、
「一念不動 夏生酒」は火入れをしていない生酒であるのに対し、「夏吟醸」は火入れ酒です。
火入れをすると、一般的に生酒より香りや旨みは大人しくなりますが、
その分安定した酒質になり、まろやかな舌触りになります。

「山﨑醸 夏吟醸」の、喉への引っ掛かりが無い飲みやすさは、この火入れによるものかもしれませんね。
それでいてフレッシュ感も失われておらず、冷やして美味い夏酒として成立しております。
香りも繊細で上品ですので、和洋中問わず、色々な料理にも合わせやすいと思います。

当店ではこの「山﨑醸 夏吟醸」の試飲も出来ますので、ぜひ皆様も味わってみてください!

立夏の候。すがすがしく薫る純米大吟醸 生原酒。蓬莱泉「はつなつの風」

毎度蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただき、ありがとうございます。
木村です。

先日の5月5日は「こどもの日」でしたが、二十四節気の一つ「立夏」の日でもありました。
夏のような暑い日が続きましたが、暦の上でもそろそろ夏の気配が感じられる頃になりました。
気象庁の夏の定義は、6月から8月だそうですが、
奄美地方と沖縄が、例年より早く梅雨入りしたというニュースを聞くと、
蒲郡にも夏はすぐそこまで来ている事を感じます。

お酒の業界でも、この立夏の頃には例年「夏酒」が沢山リリースされます。
(先日このブログでご紹介した「一念不動 夏生酒」もそうですね)
季節的にはまだ春ですが、
冷やして美味しい「夏酒」を、季節に先駆けて飲んでみるのはいかがでしょう?

本日のブログは、この立夏に蔵出しされた蓬莱泉の贅沢な純米大吟醸生原酒のご紹介です。

「蓬莱泉 純米大吟醸生酒 はつなつの風」720ml
・原料米:山田錦(精米歩合 麹米40% 掛米45%)
・アルコール度数:17%
・価格:3,380円(税別)

 

蓬莱泉が毎年季節の移り変わりと共にお届けする「季節の純米大吟醸生酒」シリーズの一つです。
立春に蔵出しされる「春のことぶれ」に続き、この立夏に「はつなつの風」がリリースされました。

この四季の純米大吟醸生原酒シリーズは、原料米、精米歩合などのお酒のスペックが
あの希少価値の高い純米大吟醸「空」と同じ事が有名となり、毎回発売するたびに好評を博しております。
発酵に使用する酵母が「空」と違っている点や、無加水で火入れをしていない「生原酒」のため、
華やかで甘い味わいが魅力な「空」と比べると、濃厚な膨らみある旨みがどれも際立っております。

「春のことぶれ」はしぼりたてを瓶詰めしたため、フレッシュな酸味が魅力ですが、
そこから更に3ヶ月、夏まで低温冷蔵庫内のタンクに寝かされた「はつなつの風」は、
酸味を残しつつも、そこにまろやかさが加わり、味わいのバランスの良さや深みが増した印象。
冷やして飲むと舌を滑っていく清々しい口当りが心地良いです。
この暑くなってくる季節であれば、オンザロックで飲むのもおすすめですよ。

6月の父の日のプレゼントにもおすすめの、贅沢な純米大吟醸生原酒です。
限定数量販売となりますのでお求めはお早めにお願い致しますm(__)m。

吟醸工房でオリジナル純米大吟醸「一(いち)」の”夏酒版”を仕込んできました。

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただき、ありがとうございます。
木村です。

ゴールデンウィーク最終日の5月6日(日)、
豊田市黒田町にある蓬莱泉の「吟醸工房」にお酒好きの友人と行ってきました。

幸い好天に恵まれ、道もそれほど混んでおらず、蒲郡から約2時間のドライブ。
予想より早く着き過ぎてしまい、吟醸工房はまだ「準備中」…(-_-;)。

今回ここを訪れたのは、
当店まん天やのオリジナル純米大吟醸「一(いち)夏酒版」の仕込み体験のためでした。

(注)このツアーは初の試みという事もあり、今回は私の友人限定で案内させていただきました。

「一(いち)」の夏酒版を造るのも、今回初めての試み。
コンセプトは「夏に冷やして美味い、爽やかなしぼりたて純米大吟醸生酒」です。
今回はお酒の設計に少々変更を加えてますので、
従来の「一(いち)」に比べるとスッキリと軽快な味わいになり、暑い季節にぴったりなお酒になるはずです。

まだ暫定版ですが、ラベルや瓶などのお酒の外見も、青を取り入れた爽やかな色調に事前にアレンジをしました。
爽やかで、涼やかな味わいのイメージが伝わりますでしょうか(笑)??

まずは担当営業の鈴木様から事前説明を受けました。
お酒造りの全体の工程の中で、どの工程をするのかを良く理解してから、
いよいよお酒造り体験がスタート!

まずは蒸し上がったばかりの酒米を冷却する「放冷作業」を行います。
手作業で蒸し米をさらし台に広げていくのですが、これが手をヤケドする程に熱いんです…(汗)。
アチッ、アチッとなりながらの辛い作業でしたが、お米の成分のおかげで手のひらがスベスベになりました。

蒸し米の状態の確認のため、ひねり餅をつくりました。
一般的に蒸し米が硬ければ「辛口」、柔らかければ「甘口」のお酒に仕上がります。
食べてみると程良く硬い…、これは想定通りのスッキリ辛口なお酒になってくれそうです!

その後、蒸し米を扇風機で適温まで冷ました後、「掛け米」として仕込みタンクに投入します。
この作業がいわゆる「三段仕込み」の最後に行う「留め仕込み」となります。

 

杜氏さんの力を借りながら「櫂入れ」。櫂棒で仕込みタンクをまんべんなく混ぜる事で、
温度を均等にして、安定して発酵しやすくなります。

お酒の神様に美味しいお酒に仕上がる様にお祈りして、無事、お酒の仕込み体験が終了しました!

関谷醸造の鈴木様はじめ、こしき倒し直前にも関わらずご対応いただきました蔵の皆様、
ゴールデンウィーク最終日にも関わらずご参加いただいた方々、
誠にありがとうございましたm(__)m!

今回仕込まれた「一(いち)夏酒版」の発売は、2カ月後の7月上旬頃の予定です。
一(いち)が「夏酒」という新たなる一歩を踏み出します。果たして出来栄えはいかに!?
詳細はまたこちらのブログでご案内させていただきますので、ぜひご期待下さい!

<ご連絡>一念不動 純米大吟醸山田錦35% 720ml品切れ(1800mlは在庫有り)。次回入荷は6/6(水)です。

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただき誠にありがとうございます。
木村です。

大変申し訳ございません。以前、このブログでも紹介させていただきました、
一念不動 純米大吟醸 山田錦35%(赤ラベル)の720mlが当店で品切れとなりました。

 

昨年11月に名古屋国税局主催の酒類鑑評会で優等賞に輝いた、
骨太な飲み口でありながら、旨みの余韻が深く長く続く純米大吟醸です。

気のせいでしょうか、今年の3月に実施した一念不動のお酒の会以来、
お客様からの引き合いが多くなりました。

このお酒は年に2回(6月と11月)にしか出荷されない限定商品のため、
次回入荷の6月6日(水)まで、一念不動赤ラベルの720mlは当店品切れとなります。
恐れ入りますが、なにとぞご了承お願い申し上げます。

なお、一升瓶(1800ml)はまだ在庫ございますが、こちらも残り3本と少なくなってきております。
お求めの際はお早めにどうぞ。