愛知を代表する食用米「あいちのかおり」で造ったザ・食中酒「山﨑醸 純米酒」

いつも蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

本日は2018年7月26日。ジェットコースターのような7月も残りあと5日となりました。

何がジェットコースターかと言いますと、異常気象とも言える天候です。
前半は西日本を襲った豪雨に代表される大雨が連日続きました。
その後は40度を越えるような「酷暑晴れ」の日が2週間以上も続いております。

中でも7月23日が暑さのピークだったでしょうか。
その日は私、大阪の伊丹市から蒲郡へ車で帰ったのですが、
伊丹市を出発する時に車の温度計が40℃を表示しており、
こんなの見た事がなかったためビックリ(◎_◎;)。思わず記念撮影をしてしまいました。

「この灼熱の大阪を早く脱出しなければ!」
約200kmの行程を4時間ひた走り、ようやく蒲郡の自宅にたどり着きました。

これでとりあえずひと安心。そして駐車しようとして、車のメーターに目をやると…、

キャ~!(;゚Д゚)!

…ホラー映画でありがちな、オバケから命からがら逃げてきて、
逃げ込んだ家で安心していたら、家にもオバケがいたという展開を思い出し、苦笑いするしかなかったです。
伊丹も蒲郡も、今は日本中どこも酷暑なんですね。

そして週間天気予報によると、7月最後の土日は久しぶりの雨!
「やった!涼しくなる~」と思いきや、台風12号が日本に上陸するなんて…(涙)。
「7月は豪雨で始まり連日酷暑で最後は暴風雨かよ!極端なんだよ!ほどほど天気にしておくれよ!」
と、思わず心の声がこのブログで漏れてしまいます。

今週末は愛知県でも蒲郡まつり、一宮の七夕祭りのようなイベントも多いので、
イベントにお出掛けの方はくれぐれもご注意ください。

 

…さて、イベントにとっても台風は集客に関わる大打撃ですが、
稲作などをしている農家さんにとっても今年の出来に関わる正念場です。
私も去年バケツで稲を育てていたのですが、おそらくこの時期はちょうど稲が穂を付け始める直前で、
「中干し」などを行って稲に穂を出すためのエネルギーを蓄える大事な時期を迎えていると思います。

愛知県の稲作の中で、一番造られているお米は「あいちのかおり」という品種です。
何でも愛知県の稲作全体の四割以上を占めているようです。

蒲郡のスーパーのチラシにも良く特売商品として載っており、木村家でもよく食卓の中で食べてます。
私はご飯の味わいには無頓着でしたので、意識して品種の食べ比べをした事がないのですが、
JAホームページの「お米大百科」によると、

「香りの良さに加えて、適度な甘みを持ったクセのない味わい。
大粒なので食べ応えもあり、冷めてもおいしく食べられるのも魅力的(要約)」

という味わいをもっている、1988年の誕生以来、愛知県民にとっての「定番米」となっているようです。

本日は、そんな愛知県を代表する食用米「あいちのかおり」を100%使った純米酒のご紹介です。

「山﨑醸 純米酒」 720ml
・原料米:愛知県産あいちのかおり100%
・精米歩合:70%
・アルコール度数:15.5度 ・日本酒度:+1 ・酸度:1.3 ・アミノ酸度:1.0
・概要:穏やかで上品な香り、ふくよかな旨みがありキレのある後味の、料理に合う純米酒。
・価格(税別):980円

 

愛知県の西尾市の酒蔵、山﨑合資会社が造る特約店限定酒「山﨑醸」の定番純米酒です。
「山﨑醸」の特徴は、地元産原料と手造りにこだわったバランスのとれた親しみやすい味わい。
この純米酒も地元愛知産の食用米「あいちのかおり」を100%使用する事で、
穏やかで上品な香り、ふくよかな旨みがありキレのある後味の、料理に合う純米酒に仕上がりました。

しかし「酒米ではなく、食用米でお酒を造る」と言っても、簡単な事ではありません。
食用米に多いたんぱく質などの成分は、食べる時には美味しく感じるのに、
お酒にすると逆に雑味の元になってしまうためです。
そんな食用米でお酒を造るのは技術が必要になります。

このお酒を飲むと、自家製米や、手造りにこだわった酒造りをする山﨑醸だからこそなせる技だと感じます。
「あいちのかおり」の旨みをシンプルに表現したような、ストレートで力強い味わいです。
元々食用米なので食事のお供としての「食中酒」としてもぴったりです。

愛知県民にとっての「定番米」を使って造られたので、愛知県民にとっての「定番酒」と呼べるかもしれません。
もちろん県外の方もきっと気に入っていただけると思います!
常温からぬる燗で、お米の旨みを味わいながらお飲みください。

8月12日に開催を予定している「山﨑醸を楽しむ会inあぢゃ」でも、
この山﨑醸の純米酒を存分に楽しんでいただけます。

ぜひ飲んでみたいという方、良い機会ですのでご一緒にいかがでしょうか?
お申込みは事前にまん天やまでご一報ください。(楽しむ会の申込み方法の詳細ブログはコチラ

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