店長日記ブログ

<あと3名様で満席です>11/26 蓬莱泉のお酒を楽しむ会

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

まん天やプレゼンツ「蓬莱泉のお酒を楽しむ会 in 喫茶スロース」開催まであと2週間となりました。

おかげ様で続々とお客様から参加表明をいただき、
定員まであと3名様となりました。

そろそろ満席となりますので、
ご興味ある方は、お早めにまん天やまでご連絡・お問合せ下さい!

●お電話:0533-68-2417

●E-mail:info@mantenya.jp

●ご来店:愛知県蒲郡市元町10-8

 

当日の酒肴となる料理は、
蒲郡の総菜屋おかずのヤマコウ様のご協力のもとつくられたお酒に合うおつまみ御膳や、
会場となる喫茶スロース様よりご提供いただく生ハム盛り合わせ
一色屋様の蒲郡名産海老せんべいなど、色々とご用意させていただきます。

また当日は、「蓬莱泉」の蔵元である関谷醸造様にお計らいいただき、
お酒による体調不良を防ぐための「和らぎ水」として、
蓬莱泉のお酒を造る際に使われる仕込み水(奥三河山麓の湧き水)もご自由に飲んでいただけます。

お酒を飲まれる際に、お酒と同量の和らぎ水を合間に少しずつ飲んでいただくと、悪酔い防止にも効果的です。
お酒の元となる純度の高い仕込み水です。ぜひこちらの仕込み水もご賞味ください。

参加いただく皆様が満足出来る、楽しい会にしたいと思います。
皆様のご参加をお待ちしております。

<速報>平成29年度名古屋国税局酒類鑑評会で「一念不動」のお酒がトリプル受賞!

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

本日11月11日は語呂が良いため、色んな企業がこの日を記念日に制定しているようです。
「豚まんの日」「ポッキーの日」「サッカーの日」など、何と計28件も記念日登録があるようです!

そして当店まん天やオリジナル純米大吟醸「一(いち)」の酒造りも佳境に入り、
本日11月11日に、豊田市にある蓬莱泉の「吟醸工房」で、醪を搾って清酒にする「上槽」が行われます。

当店オリジナル純米大吟醸「一(いち)」

 

お酒の名前が「一(いち)」なので、それにちなんで一並びの日にお酒を搾ってくれるなんて、
吟醸工房さんの粋なお取り計らいがとても嬉しいです☺。
おかげで当店にとっても本日11月11日は、「一(いち)搾りの日」という記念日になりました!

この「一(いち)」29BY生酒版は、来月12/2(土)に発売予定です。ぜひ今年の出来栄えをご期待ください。

 

そしてもう一つ、本日11月11日の朝に飛び込んできた、
当店にとって非常に嬉しく、記念すべきホットニュースを紹介いたします。

本日、名古屋国税局主催の酒類鑑評会の優等賞受賞酒が発表されましたが、

なんと先程紹介した当店オリジナル純米大吟醸「一(いち)」を造っていただいている
蓬莱泉の「吟醸工房」で造られるブランド「一念不動」から出品された3品が、
全て優等賞を受賞という快挙を達成しました!

↓国税局の受賞酒発表のページはこちら↓
https://www.nta.go.jp/nagoya/shiraberu/sake/kampyo/66/meibo.htm

<今回優秀賞を受賞した「一念不動シリーズ」3品>

左:特別純米ひやおろし:純米酒の部

中央:純米大吟醸山田錦35%:吟醸酒の部(伝統酵母)

右:純米大吟醸夢山水45%:吟醸酒の部(香り酵母)

 

出品した3品が全て受賞という事ももちろん快挙なのですが、
吟醸酒の部で「香り系酵母」使用酒と「伝統型酵母」使用酒の
ダブル受賞を果たした酒蔵は、出品した全67蔵の中で、「一念不動」だけでした。

「香り系酵母」を使用すると、華やかな吟醸香を主体とした繊細な味わいに仕上がります。
対して「伝統型酵母」を使用すると、穏やかな香りでまろやかな味わいに仕上がります。
それぞれ指向が異なるタイプの吟醸酒で、どちらも高評価を受けた事は、
「一念不動」の酒造りにおけるオールラウンダー的な技術の高さ、妥協の無さを物語ります。

「一(いち)」の留添え作業をする「一念不動」の宮瀬杜氏。蒲郡の三谷出身です。

 

あらためまして、「一念不動」のトリプル受賞。本当におめでとうございます!

宮瀬杜氏、これからも「一念不動」と「一(いち)」のような、
これまで通り流行に流されない「質実剛健」な酒造りで、私達を感動させてください!

あ~今日は本当にいい日(11日)になりました(^^)/。

秋の限定酒「ひやおろし」。残り少なくなってきました。

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

先日11/7は「立冬」でした。秋も深まり、冬の足音も聞こえて来るにつれて、
店先にある街路樹も枯葉を落としはじめました。

お店の中では、秋の季節酒「ひやおろし」の在庫も少なくなり、中には完売したものも出てきました。
代わりに29BYの新酒や冬の限定酒が徐々に増えてきております。

まさに今が「秋から冬へ」季節の変わり目だという事を、お店の外と中で実感しております。
実は私自身も体を「ひやおろし」てしまい、少々風邪気味💦。
皆様も体調にはお気を付け下さい。

さて、当店で取り扱いしている「ひやおろし」は、ほとんど全品試飲が可能です。
そのため複数のひやおろしを飲み比べていただき、
実際に味の違いを確かめていただいてからお買上げいただくお客様が多いです。
(ご注意!お車を運転される方は試飲出来ません。)

しかし、中には在庫が無くなってしまった銘柄やサイズがあり、
せっかくお客様が気に入っていただいても、お買上げ(リピート)出来ないという状況が出てきました。

ここで11月9日時点での当店お取扱いの「ひやおろし」全品の在庫状況をまとめてみました。

(写真左から)

●三千盛 純米大吟醸ひやおろし「悠醸(ゆうじょう)」 720ml:残数1本
(評)辛口の中に深くまろやかな味わいとエレガントな香り。

●越の誉 純米吟醸ひやおろし「静輝(かがやきしずか)」 720ml:残数4本
(評)淡麗な酒質の奥に旨味もしっかりと感じられ、後味のキレの良さは秀逸。

●蓬莱泉 特別純米ひやおろし「夢筐(ゆめこばこ)」 720ml:残数2本
(評)スッキリとクセの無い、非常にバランスのとれた味わいの正統派。

●一念不動 特別純米ひやおろし 紫ラベル 720ml:残数7本/ 1800ml:残数6本
(評)原酒ならではのトロリとした濃厚感と、奥行きのある熟した旨み。

伊勢屋商店 「酛々(もともと) 純米大吟醸 ひやおろし」720mlと、
「夢筐(ゆめこばこ)」1800ml 完売致しました。

 

以上の様な在庫状況になっております。
お気に入りの「ひやおろし」は、ぜひお早めにお求めくださいませ。

<入荷しました>「一念不動 純米吟醸 しぼりたて生原酒」熟成期間無しの新酒です!

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

「酒造年度」と呼ばれる日本酒独特の期間の区切り方があります。
「Brewery Year(略してBY)」とも言われますが、7月1日~翌年6月30日の期間を指します。

この酒造年度(BY)は、酒造メーカーが国税庁に年間製造量を申告する都合で定められたものです。
昔は「日本酒の日」である10月1日から酒造年度がスタートしていたようですが、
一年中お酒を造るメーカーが出てきた事や、原料米の割当てタイミングの都合もあり、
現在の7月スタートに変更されたそうです。

例えば、日本酒のラベルに「28BY」と記載されていたら、
主に平成27か28年に収穫されたお米を使用して、
平成28年7月から平成29年6月30日までに造られた日本酒だという事になります。

また、日本酒のラベルを見る時に気をつけていただきたいのは、
「BY」「製造年月」は意味合いが違うという事です。
「BY」お酒を造った年度を表し、「製造年月」造られたお酒を瓶詰めした年月を表します。

なので、例えば26BYのお酒でも、造られた後にタンク内で2年間熟成され、
瓶詰めが平成29年2月に行われた場合、「製造年月」は【平成29年2月】となるわけです。
以上の事を踏まえて…、本日の本題です。

当店の主力商品の一つである、愛知県の関谷醸造様が造る日本酒「一念不動シリーズ」も、
「熟成原酒」がコンセプトで、ほとんどの製品を醸造後1年以上熟成をしてから瓶詰めするため、
BYと製造年月が1~2年程違ってきます。

ラベルにも「熟成原酒」と記されている。

 

この熟成によって生まれる落ち着いた味の深みが、この「一念不動シリーズ」の真骨頂なのですが、
本日11/8、「一念不動シリーズ」の中で唯一熟成期間無しの29BYしぼりたて新酒が入荷しました!


「一念不動 純米吟醸 しぼりたて」
・原料米:夢山水100%
・精米歩合:55%
・アルコール度数:17%
・熟成期間:無し(新酒29BY)
・価格(税別):1,500円(720ml)  3,000円(1800ml)

 

今年穫れたばかりの「夢山水」の新米で仕込んだ、
正真正銘のしぼりたて29BY新酒、それも生原酒です。
「熟成」を謳う一念不動シリーズの中にあって、このお酒は真逆の熟成期間無し。
(ラベルにも「熟成原酒」ではなく「しぼりたて」と表記)
熟成酒の対極のフレッシュな味わいがお楽しみいただけます。

もちろん原酒なので濃醇なコクがあるのですが、
その中にフレッシュな酸味も生きているので、
コッテリとした濃厚な味わいの料理に非常に合いますよ!

11~12月に特約店のみの限定醸造商品のため、数に限りがございますのでお求めはお早めに。
この時期しか味わえない「一念不動シリーズの原点」が、ここにあります。

<夢吟香のバケツ稲チャレンジ🌾>11月6日。「脱穀」バケツ4つからグラス2つ分の籾が穫れました。

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

「夢吟香のバケツ稲チャレンジ」が始まって4ヶ月以上経過しました。
まん天や定休日(毎週月曜)等を利用して、ベランダ等の屋外で作業をしてきましたが、
前回のブログでバケツ稲達がついにバケツを卒業したため、今回からは屋内での作業となります。
今日はいよいよ稲をお米にする工程に入ります。

刈り取った稲を10日間乾燥させました。バケツ稲の土は来年程再利用します。

 

まずは稲から籾(もみ)を取る作業「脱穀」です。
本来の稲作なら、自動脱穀機を使って一気にやるもんなのですが…、

今回はお茶碗と新聞紙を使って脱穀します!

 

新聞紙を広げ、その上で逆さまにしたお茶碗に穂を入れて引っ張ると、
プチプチプチと籾が取れて茶碗の中に残る、という仕組みです。
これをひたすらやり続けます。

やり続けていると、中にはコクゾウムシがくっ付いている稲穂や、
黒く斑点がついて変色している籾もいくつかありました。
こういった「斑点米」が多いとお米の等級が下がってしまうそうです。

カメムシに穂を吸われると黒色に変色してしまいます。

 

カメムシを防ぐためには薬剤を散布する等の対策がありますが、
バケツ稲はずっと無農薬でやってきましたので少々の被害は仕方がないですね…。

そして作業を開始して約2時間、バケツ稲に生った籾を全て取り終えました。

4つのバケツ稲がハイボールグラス2杯分の籾になった!ウィ~🍻(吉高由里子風に)

 

次回はこの籾をすり上げて玄米にする工程「もみすり」の様子を報告させていただきます。

 

(余談)
バケツ稲についてネットで調べていたら、
ミュージシャンのレキシのライブでは、観客が稲穂を振るのがお約束になっているとか…。

レキシの歌は最近車のCMソングにもなってますね。(出典:BARKS)

 

 

お店の販促用と、レキシのライブ用に20本ほど脱穀せず残しておきます(笑)