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木村です。
今日は冬が逆戻りしたような、とても寒い一日となりました。
冬物のダウンを引っ張り出して、ブルブル震えながら店仕舞いしました。
春はそこまでやって来ているのですが、「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉は真実ですね。
あと一週間は寒さへの対策が必要みたいです。特に朝晩はまだまだ冷えますので、
皆様も急な気温変化で体調を崩されない様にお気をつけください。
さて、本日は愛知県碧南市のご当地ウィスキー「碧州(へきしゅう)」をご紹介します。
「相生ユニビオ 碧州(へきしゅう) 43度」720ml
【蒸溜所】:相生ユニビオ碧南蒸溜所(愛知県)
【概要】8年間樽熟成させたカナディアンウイスキーをベースに、
スコッチモルト、アイラモルトなどを碧南蒸留所にて独自ブレンド。
【味わい】なめらかな味わいと、華やかでバニラのような甘い香り。
【価格】3,000円(税別)
現在、愛知県にはウィスキーが造られている蒸溜所が2つあります。
一つはサントリーの「サングレイン知多蒸溜所」。
全国的にも有名な蒸溜所で、ここで造られているグレーンウィスキー「知多」は、
先日のブログでご案内した通り、原酒不足のため当面品切れとなっております。
そしてもう一つの蒸溜所が相生ユニビオの「碧南蒸溜所」。
実はサントリーの知多蒸溜所よりも20年以上も前に造られた蒸溜所で、
1949年から「レインボーウイスキー」の製造販売を開始、
それから1980年代の「地ウィスキーブーム」の到来で全国的に認知度を上げ、
今でも多くのウイスキーファンに愛され続けています。
そんな愛知の地ウィスキーの老舗である相生ユニビオが、
昨年2018年より製造販売を開始した国産ウィスキーのプレミアムブランドが、
「ジャパニーズ・ブレンデッドウィスキー 碧州(へきしゅう)」です。
8年間樽熟成させたまろやかなカナディアンウイスキーをベースに、
飲み応えのあるスコッチモルト、アイラモルトなどを、
相生ユニビオの碧南蒸留所にて独自ブレンドして瓶詰めされました。
いわゆる日本産の「ワールドブレンデッドウィスキー」です。
原料となる数種類のモルト、グレーンの原酒の多くは輸入しているため、
厳密に言うと100%国産ウィスキーではないのですが、
地ウィスキーの老舗である相生ユニビオのブレンド技術によって、
日本人の嗜好にマッチした、飲みやすくて飽きの来ない味わいに仕上がっております!
ベースにしたのがスムースな味わいのカナディアンウィスキーのためか、
甘い口当たりでスイッと飲みやすいのですが、
その次にアイラモルト由来の力強いスモーキーなフレーバーが口の中に広がり、
最後は余韻少なめにスッキリと切れていく、そしてもう一口欲しくなる…、
私なりの飲んだ時の感想はこんな感じです。
ウィスキービギナーの方は飲みやすく、
ウィスキー愛好家の方にも満足していただける、
どなたにでも愛着を持っていただける愛知のご当地ウィスキーだと思います。
ぜひ愛知県のお土産にいかがでしょうか!
“愛知県碧南発のワールドブレンデッドウィスキー!「碧州(へきしゅう)」” への 2 件のフィードバック
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