店長日記ブログ

梅酒の季節到来!酒蔵でつくった梅酒あります。

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただき、
毎度ありがとうございます。木村です。

5月も最終週に入りました。東海地方もそろそろ梅雨入りまでカウントダウン。
そもそも、なぜ「梅雨」という名前がついたのか?諸説あるようですが、
一般的には「梅の実が熟する頃に降る雨だから」と言われています。

梅雨の訪れと共にやってくるのが「梅酒シーズン」。
スーパーに行っても梅酒の特設コーナーが設けられているところも増えてきました。
しかし最近はスーパーの他にも、梅酒は意外な場所で凄く売れている事をご存知でしょうか?

梅酒が今売れまくっているところ、それは空港の免税店です。
(ちなみに上の写真は中部国際セントレア空港に行った時の写真)
日本のお土産として、海外の観光客から梅酒が大人気で急激に売り上げが伸びているようです。

蒲郡市もラグーナテンボスを中心に、ここ数年海外を中心に観光客の方が増えてきました。
「まん天や」も蒲郡駅から歩いて2分で行けますので、観光にお越しの際にはぜひお立ち寄りいただき、
愛知の酒蔵さんでつくった梅酒を見ていっていただけたら嬉しいです!

清酒「蓬莱泉」の関谷醸造さんが、丹精込めてつくり上げた自家製梅酒のラインナップです。
以前このブログでも紹介させていただいた「日本酒でつくった梅酒」をはじめ、全てが蔵元での自家製!
地元奥三河の契約栽培農家で栽培された梅の実を、蓬莱泉の日本酒や焼酎で漬け込みつくられました。
「青じそ薫る梅酒」に使われている青じそも豊橋産のものを使用しており、すべての原料が地元三河産!
愛知県のお土産にぴったりな梅酒です。

ちなみにこれらの梅酒をつくった関谷醸造さんのお話では、
中部国際セントレア空港で、海外観光客を中心にものすごい売れ行きだそうです!
(当店もぜひあやかりたい💦)

また、梅酒に豊富に含まれているクエン酸には、疲労物質や脂肪を分解したり、
腸内環境も整えてくれる効果があるようです。
日頃頑張っているお父さんへ、体を労わる「父の日プレゼント」としても良いですね。

もともと10年ほど前に女性の方を中心に人気が出た梅酒。
今ではこのようなグローバルな広がりを見せており今後もますます目が離せません!

 

初夏に薫る上質な純米大吟醸生原酒。 蓬莱泉「はつなつの風」

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただき、
毎度ありがとうございます。木村です。

ゴールデンウィークも含め、暖かくて晴れの日が続いた蒲郡の5月ですが、
この月末に来て、少し肌寒い雨の日が続いております。
私も半袖から長袖に逆戻りしました。
本日5/26(金)も5月のプレミアムフライデーなのですが、あいにくの雨…☂。

少し早いですが「そろそろ梅雨入りか?」と、気になり始めましたので、
気象庁のサイトを見てみましたら、
昨年の東海地方の梅雨入りは6月4日で、平年は6月8日だそうです。

いずれにしても、今年も6月の初旬には梅雨入りする可能性が大のようです。
晴れの日が続いた行楽シーズンもそろそろ終了ですね。
今週、来週がアウトドア出来る残り少ないチャンスと思って、
私も休みの計画を練りたいと思います。

本日は、梅雨の近づいて少しジメジメし始めたこのシーズンに吹いてきた、
爽やかに香る「はつなつの風」のご紹介です(お酒です💦)。


「蓬莱泉 純米大吟醸生原酒 はつなつの風 720ml」
・原料米:山田錦(精米歩合 麹米40% 掛米45%)
・アルコール度数:17%
・価格:3,250円(税別)

蓬莱泉が毎年季節の移り変わりと共にお届けする、四季の純米大吟醸生原酒シリーズ。
第一弾の「春のことぶれ」に続き、「はつなつの風」が第二弾として今年もリリースされました。

この四季の純米大吟醸生原酒シリーズは、
あの希少価値の高い純米大吟醸「空」の生酒バージョンとして有名となり、
毎回発売するたびに好評を博しております。

確かにこのシリーズのお酒は、原料米や精米歩合はあの「空」と同じですが、
発酵に使用する酵母が「空」とは違っている点や、
無加水で火入れをしていない「生原酒」のため、
華やかで甘い味わいが魅力な「空」と比べると、濃厚な膨らみある旨みがどれも際立っております。

その中で「春のことぶれ」はしぼりたてを瓶詰めしたため、フレッシュな酸味が魅力ですが、
そこから更に3ヶ月、夏まで低温冷蔵庫内のタンクに寝かされた「はつなつの風」は、
酸味を残しつつも、そこにまろやかさが加わり、味わいのバランスの良さや深みが増した印象。
冷やして飲むと舌を滑っていく清々しい口当りが心地良いです。

このシーズンだけしか味わえない数量限定品、
「父の日」のプレゼントとしてもおススメ出来る、上質な純米大吟醸生原酒です。

オンラインショップでは「春のことぶれ」との飲み比べセット等もお求め出来ます。
今ならオリジナルメッセージカードも付きますのでぜひご利用ください!

<ご連絡>一念不動 純米大吟醸山田錦35% 720ml品切れ(1800mlは在庫あります)。次回入荷は6/7(水)です。

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただき
誠にありがとうございます。木村です。

以前、このブログでも紹介させていただきました
一念不動 純米大吟醸 山田錦35%(赤ラベル)の720mlが品切れしてしまいました。
(紹介ブログはコチラ)

再入荷は6/7(水)となっております。
また、この商品の1800mlは現在のところ在庫ございます。

一念不動 純米大吟醸 山田錦35%(赤ラベル) 1800ml

米の旨さをしっかりと引き出した正統派のお酒を目指した「一念不動」シリーズ。
こちらの商品はその「一念不動」シリーズの最高峰。
山田錦を35%まで精米し、低温貯蔵タンクで一年以上熟成させました。
純米大吟醸から連想する華やかさは抑え目の、落ち着いた味わい。
さらりとした軽い飲み口ながらも、豊かな凝縮感のあるお酒です。

限定品のため、再入荷まで少しお時間がかかってしまいますが、
父の日(6/18)のプレゼントまでには何とか間に合いそうです。
恐れ入りますが入荷まで今しばらくお待ちくださいます様、
よろしくお願い申し上げます。

日本酒を脅かすもの⑪ ~お酒の『母なる海』をつくる!「酒母造り(もと造り)」~

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

まん天やのある蒲郡市は、南は海、北は山に囲まれ、自然の恵みに育まれた街ですが、
ここで生まれ育った者として思うのが、南にある海の恩恵がとりわけ大きいという事です。
鉄道唱歌の30番で「東海道にて優れたる 海の眺めは蒲郡」と歌われるほど、美しい眺めの三河湾や、
その近海で獲れるアサリ、エビ、メヒカリをはじめとする様々な海の幸は昔から愛され続け、
毎年多くの観光客の方が蒲郡を訪れます。

更にこの三河湾は、ヨット等のマリンスポーツのメッカでもあり、
昔は国際ヨットレース「アメリカズカップ」にチャレンジした日本チームの本拠地も置かれてました。
そして今年2017年の10月には、ヨットレース(セーリング)のワールドカップが日本で初開催される事になり、
その記念すべき第1回目の会場が、蒲郡三河湾の海洋ヨットハーバーに決定しました🎊。
(→日本セーリング連盟の記事です←)

このワールドカップは、約30か国の代表チームが参加するため、海外からも大勢の人が応援に訪れます。
今年は「海のまち蒲郡」を世界にアピールして、この街は大いに盛り上がりそうですね!

蒲郡駅の南口には国際ヨットレース「アメリカズカップ」の挑戦艇が飾られてあります。

ここにも鉄道唱歌の一節が…。

ヨットの形をした駅のバス停の屋根です。

…という訳で今回のブログは「日本酒を脅かすもの」第11回。
蒲郡の母なる海が三河湾ならば、日本酒の母なる海は「酒母(もと)」。
その酒母造りの工程についてのお話です。

 

第二の微生物「酵母」の登場

当たり前の事ですが、日本酒はアルコール飲料です。
アルコールは、アルコール発酵によって生まれます。
そのアルコール発酵を起こすものが「酵母」という微生物。
前工程で出てきた「麹菌」に次いで、第二の微生物の登場です。

そして今回の「酒母(もと)造り」の目的は、この「酵母」を大量に培養する事です。
言い換えれば「大量に培養された酵母」=「酒母(もと)」となります。

酵母の起こすアルコール発酵は、簡単に言うと、
「糖分を食べてアルコールと炭酸ガスを出す」事です。
お酒造りの場合、前回の工程で造られた「麹」の働きによって
原料のお米のデンプン質がブドウ糖に変化しますが、このブドウ糖を養分にして発酵します。

「並行複発酵」と言って、麹の働きでデンプンがブドウ糖に変化する「糖化」と、
ブドウ糖が酵母の働きによってアルコールと炭酸ガスに変化する「発酵」が、
日本酒造りにおいては一つのタンク内で同時に行われる訳ですが、
これに関しては次回以降の「発酵」のところでまた詳しくお話しさせていただきます。

ちなみにお酒造り以外の食品にも、酵母はよく使われており、
有名なものがパン作りに使われる「イースト菌」と呼ばれているものも酵母です。
イースト菌がアルコール発酵で発生させた炭酸ガスで、
パン生地をふっくらと膨らませる事に使用されています。

 

雑菌から酵母を守れ!第三の微生物「乳酸菌」の登場

「酵母」を培養するためには、今までの日本酒造りの工程で造られた蒸米、麹、
そして水を、高さ1mくらいの小さなタンクに投入し、「水麹(みずこうじ)」をつくる事からスタートします。
この水麹が酵母の栄養源となる「生命の海」となります。

しかし日本酒用の酵母は、他の微生物と一緒になると淘汰されてしまう、非常に弱いという特徴を持っています。
日本酒造りの際、発酵タンクを密閉しない状態で製造を行うため、
このままだと様々な雑菌が入り込み、品質に悪影響を与えてしまう危険があります。

その一方で、酵母は酸性に強い(他の微生物は酸性に弱い)という特徴も持っているため、
タンク内を酸性にしてやれば、雑菌は無くなり、酵母の増殖にだけ理想的な環境となります。

ではタンク内を酸性にするにはどうするか?ここで第三の微生物「乳酸菌」の登場です。
乳酸菌をタンク内に必要分投入してやる事で、タンク内が酸性となり、
この状態になってはじめて、培養される「酵母」が投入されます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
…今回のブログはここまでです。(文章量少なっ!でごめんなさい<(_ _)>)

酵母を培養するタンクにどんな方法で「乳酸菌」を投入するか、
この部分は時間をかけてまとめますので、次回の日本酒を脅かすもの第12回にて
続きのお話をさせていただきます。

6/18(日)は父の日。お父さんにぴったりな贈り物を一緒に選びませんか?

いつも蒲郡の酒屋まん天やの日記ブログをお読みいただきありがとうございます。
木村です。

6/18(日)は父の日。あと1ヶ月を切りました。
「プレゼントはどうしよう?」と、
そろそろ考え始めている方も多いのではないでしょうか。

まん天やでは父の日プレゼントにおススメの品を取り揃えてお待ちしてます。
当ブログでも、父の日が来るまで定期的におススメの商品を紹介させていただきますので、
ご参考にしていただければ幸いです。

そして父の日プレゼントには、
もらって嬉しいまん天やオリジナルメッセージカードもお付けいたします。
裏にはご自身のメッセージも書き込めますので、
日頃伝えられない一言を書き添えてプレゼントされてはいかがでしょう?

名刺サイズです。

 

商品に首掛けも出来ます。

オンラインショップでも、
明日5/22からこの父の日メッセージカードのご用命が出来るようになりますので、
ぜひご利用ください。

また蒲郡の店舗にお越しいただけましたら、
どんなプレゼントが良いか、趣向やご予算に応じたご提案をさせて頂きます。
お父さんにぴったりな贈り物を一緒に選びませんか?ぜひご相談ください。