純米好きが唸る本格派 熟成原酒「一念不動」シリーズ

いつも蒲郡の酒屋「まん天や」のブログをご覧いただきありがとうございます。
店長の木村です。

早いもので明日で3月も終わり、一年の4分の1が過ぎ去ろうとしております。
私は1年間を、よく趣味のマラソンに例えて考えるのですが、
この時期はまだ序盤の10km地点、体を温めて馴染ますための段階として、
一年間完走できる力を溜めながら、無理して飛ばし過ぎないように努めます。

今年の1~3月、実際にそう過ごせたかどうか振り返ってみると、
昨年末大阪から20年振りに帰った蒲郡の生活に馴染んできたと感じつつも、
家の中では家族とまだ関西弁で会話するため、
三河弁特有の、語尾に「じゃんだらりん」をつける話し方に未だ戻らず、
違和感も同時に感じてる、という状態です(汗)。ボチボチ本題にいきますね。

まん天やの駐車場横には、「一念不動」の大きな酒旗が飾ってあります。

「一念不動」 この言葉は「何事にも左右されない」という意味です。
著名な書道家である福瀬餓鬼先生によって書かれました。
*ちなみに、この旗の赤色(赤一念色)は、
当店「まん天や」のイメージカラーにもなっております。

この言葉を冠した酒ブランド「一念不動」シリーズは、
関谷醸造が平成16年、愛知県の稲武に設立した「吟醸工房」で造られる、
「飲むほどに楽しみが広がる酒」をテーマとした限定流通のお酒です。
こちらのラインナップは全て「無加水の熟成原酒」となっており、
米の旨さをしっかりと引き出した正統派のお酒となっております。

原料米は山田錦、夢山水、但馬強力を使用。それぞれ違った味わいを楽しめます。
山田錦を35%まで精米して、1年以上低温熟成させた「純米大吟醸 山田錦」は、
落ち着いた味わいの中に、キメの細かさ、複雑な旨みが感じられ、
特に純米酒が好きな方であれば思わず「旨い!」と唸ってしまう事でしょう。

また愛知産の酒造好適米「夢山水」を45%まで精米し1年以上低温熟成させた
「純米大吟醸 夢山水」は、飲み口のキレ、フルーティな味わい、後味の爽快感を
極限まで追求したお酒となっております。

ちなみに愛知県の奥三河地方の山間部で収穫される「夢山水」は、
たんぱく質の含有量が少なく、精米後の脂肪類も少ないため、
醸した酒は、とても綺麗で雑味の無いお酒になります。
夢山水を原料としたお酒は、純米大吟醸以外にも、
特別純米や生酒、ひやおろし等の季節限定酒のラインナップもございますので、
その特長をこの一念不動シリーズで申し分無く味わう事が出来ます。

但馬強力は、70年以上前に一度栽培が途絶えた後、
2000年に兵庫県で復活を遂げた伝説の酒造好適米。
「純米吟醸 但馬強力」は、
これを55%まで精米してこちらも一年以上低温熟成。
但馬強力の特長のふくらみのある米の旨味が引き出された
バランスの良い、様々な食事にでも合わす事が出来るお酒です。

左から純米大吟醸山田錦、純米大吟醸夢山水、純米吟醸但馬強力、特別純米夢山水、特別純米生原酒夢山水

この「一念不動」は、蓬莱泉の「空」や「吟」と比較すると、
まだまだ全国的にはあまり知られておりません。
しかし我々特約酒販店がお客様と一緒にじっくりと付き合い、
その魅力を少しずつ育てていきたいお酒です。
まん天や店頭、オンラインショップでもお求めいただけますので、
何事にも左右されない、質実剛健な酒を体現した「一念不動」を
ぜひ味わってみてください。

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