<夢吟香のバケツ稲チャレンジ🌾>10月18日。雨降り止まないし台風来るし…。屋内で無理やり「落水」。

いつも蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

なかなかブログの更新が出来なかった「夢吟香のバケツ稲チャレンジ」。
本日は10/28ですが、実は2週間くらい前にバケツ稲にとって大きな局面を迎えておりました。
事後報告になりますが、今から2週間くらい前の10/15にさかのぼって報告させていただきます。

10/15現在で出穂から約40日が経過し、ほとんどの稲穂が黄金色に色付きました。
いよいよお米の「収穫」に向けての作業を行います。

まずは「落水」。水やりをやめてバケツの中の水を抜きます。
この作業は出穂してから約30~40日後、稲刈りの約10日前を目安に行います。

「落水」は、水を断つことで、お米の熟成を止めるために行うのですが、
落水が早過ぎると未熟な玄米になってしまい、精米時に割れやすくなり、くず米、胴割れが増加します。
逆に遅過ぎると玄米が熟れ過ぎてしまい、お米の品質が悪くなってしまいます。

うちの「夢吟香」のバケツ稲も、10/15をメドに落水をする予定でした。

ところが!です。

goo天気より。愛知県の10月中旬の天気の履歴。

 

10月中旬は秋雨前線や台風の影響でずっと雨模様の天気が続き、
こちらがバケツの水を抜いても、すぐに雨が降ってバケツに水が溜まってしまうの繰り返しで、
落水をするチャンスが全然訪れません。
このまま雨風が吹きさらしのベランダに置いておくと、いつまでも水が抜けず、
穂が熟れ過ぎてお米の品質が悪くなってしまいます。

週末には大型台風21号が接近する事もあったので、
18日の一瞬の晴れ間を利用して、バケツの水を捨て、ベランダからお店の倉庫の中に移動させました。

 

ここで週末の台風や大雨をしのぎながら、10日間程屋内で落水を実施します。

日も差さない薄暗い場所ですが、少しの間ガマンしてくれ!

「落水」の後はいよいよ「稲刈り」の実施です。
またこちらのブログにて報告させていただきます。