<2019年新着ワイン③>パワーとエレガンスを兼ね備えたオーストラリアの赤「ローガン シラーズ」

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

実は私、長らく「スクリューキャップのワインは安物で美味しくない」という偏見を持っていました。
そのため「スクリューキャップのワインは安物だと思われるので贈り物には相応しくないのでは?」
「やはり高級かつ品質が確かなワインの必要条件はコルク栓のワインではないか?」
などという考えがどうしても働いてしまい、当店に新たに仕入れをするワインを選ぶ時も、
無意識にスクリューキャップのワインを避けてしまっていたりしてました。

確かにコルク栓よりもスクリューキャップの方が低コストでワインを製品化出来るという事で、
主にオーストラリアなどの比較的新しいワイン生産国で、普及していきました。
そして安価なワインが日本に輸入されて、スーパー等の特売ゾーンで並ぶ事を見かける事が多かったため、
「スクリューキャップ=安価なワイン」というイメージが私の中についてしまったのかもしれません。

しかし近年、コルク栓よりもスクリューキャップの方が密閉性が高くワインの鮮度を保てる
ブショネ(コルクが劣化してワインの品質を損ねてしまう事)の危険性も無い
何より抜栓の時はコルクスクリューが不要で、容易に開け閉めが出来る等、
スクリューキャップの性能の良さやコルク栓に対する優位性を認める生産者も増えてきて、
ニューワールドだけでなく、フランス等ヨーロッパの高品質ワインにも、
スクリューキャップが使用されるようになってきました。

私も自身のスクリューキャップのワインに対する思い込みを改めなければ…、
そう思っていた矢先、妻がセレクトした2019年の新着ワインが入荷してまいりました。
その中には、今までの私ではおそらく選ばなかったであろうスクリューキャップのワインが…。
「妻よ、良く選んで来てくれた!」というわけで、
本日はその中の一つオーストラリアの赤ワインをご常会させていただきます!

「ローガン シラーズ 2016」750ml (スクリューキャップ)

【生産地】オーストラリア(ニューサウスウェールズ/オレンジ地区)
【クラス】オレンジG.I.
【葡萄品種】シラーズ100%
【タイプ】赤・フルボディ  【アルコール度数】16%
【概要】ブラックベリーやリコリス、ぺッパーなど複雑に交じり合う華やかで重厚なアロマとボディ。エレガントな味わい。
【価格】2,500円(税別)

 

温暖なオーストラリアの中にあって、冷涼な気候を持つオレンジ地区で育った人気のあるシラーズ100%の赤ワインです。
私も入荷して早速飲んでみましたが、まず驚いたのは、試飲用の小さなチューリップグラスに注いだ時点で、
とても華やかで重厚な香りがした事です。

このワインを口の広い大きなワイングラスで飲んだとしたら、どれだけ華やかな香りが立つ事だろう…
と、容易に想像できました。

そして口に含んでみると、ますはシラーズ特有のスパイシーな渋味がやってくるのですが、
それが平板に感じさせない香味の複雑さがあり、最後とても綺麗に喉元を通り過ぎていくような味わいでした。
飲み応えは十分あるのですがしつこくなく、思わず杯が進んでしまうのです。

オーストラリアのシラーズと言えば、渋味が少なく果実味のしっかりしたワインというイメージで、
飲み応えはあるのですが飲み疲れもしてしまう印象があったのですが、
今回のシラーズは同じオーストラリアでも、フランスの北ローヌ地方にある高級シラー種のワインような、
とてもエレガントな味わいに感じました。

この味わいで2千円台の価格、とてもコストパフォーマンスに優れており、
私のスクリューキャップワインに対する誤った思い込みを払拭させるのに十分なものでした。
あらためて選んで来てくれた妻に感謝ですm(__)m。

現在愛知県では各地で桜が見頃を迎えています。
スクリューキャップのワインであればお花見などのアウトドアの時でも便利ですし、
更にそのワインが美味しいとなれば完璧です。
ぜひこの「ローガン シラーズ」でこの春の酒席に花を添えてみてはいかがでしょうか。

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