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 木村です。
本日4/18の地方紙「東愛知新聞」で、愛知県田原産の芋「紅あずま」を原料に使用した
 「芋焼酎 亀若 25度」が記事の中で紹介されておりました。
(紹介記事のリンクはコチラ)
  芋焼酎「亀若」用の紅あずまを定植(2018年4月18日 東愛知新聞)
記事では、昨日4/17に田原市の亀若地区で、
 「芋焼酎 亀若」の原料となる紅あずまの「バイオで育てた無菌苗」を定植する様子が伝えられてました。
バイオでつくり上げた無菌環境で栽培した苗の事を、
「無菌苗(ウィルスフリー苗)」
と言うらしいのですが、「芋焼酎 亀若」の原料にされるさつま芋(紅あずま)の苗も、全て無菌苗だそうです。
さつま芋は通常、親イモから伸びるツルを苗にするため、
 一度芋が病気に感染してしまうと、親イモの病気が子イモにうつってしまい、
 遺伝するように子の世代にウィルスがずっと引き継がれてしまいます。
病気になったさつま芋は、本来の味が出ない、形が悪い、収穫量が少なくなるなどの弊害が出てしまうため、
 「それなら病気にかからない無菌状態で苗をつくって、芋が持つ本来の魅力を引き出そう!」
 という事で、バイオテクノロジーを駆使した無菌苗の栽培方法が開発されたそうです。
浜松市の農業バイオセンターのホームページに、
 自然栽培で病気になってしまったさつま芋と、培養苗のさつま芋との比較画像がありましたが、
 収穫される芋の形状だけでも随分と差が出る事がわかりますね。
 (浜松市農業バイオセンターホームページ「培養苗について」)
この栽培方法であれば、親イモのウィルスの影響を受ける事無く、芋本来の味や香りを引き出す事が出来ますし、
 さらに今回植えられた紅あずまの無菌苗は化学肥料・除草剤を全く使用しない有機・無農薬栽培で育てられるとの事。
 非常に手間がかかりますが、「無菌で無病で無農薬」で栽培された紅あずまで造られた「亀若」はとても美味しそうですね!
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●亀若倶楽部 芋焼酎 「亀若」 25度 1800ml
<特長>
 田原市亀若地区の有志「亀若倶楽部」が、
 有機・無農薬栽培で手間暇かけて作り上げた芋「紅あずま」を原料にアルプスの伏流水で仕込みました。
 すっきりした甘さが際立っており、飲みやすいと女性の方にも好評です。
順調にいけば今年の10月中旬に収穫され、来年2019年に仕込まれる「芋焼酎 亀若」の原料となるそうです。
 「亀若」は発売から5年が経ちましたが、今や東三河が誇るご当地焼酎として販売規模も年々大きくなってきておりますので、
 今年も紅あずまの苗がすくすくと無事に育ってくれる事を祈っております。
…さて、この新聞記事に触発された当店は、「亀若」をはじめとした芋焼酎の特売を実施します!
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期間&数量限定で芋焼酎の一升瓶(1800ml)数点を特売価格で販売させていただきます。
 (店頭販売限定ですのでオンラインショップには特売価格は反映されませんのでご了承下さい)
期間は5月5日(ゴールデンウィーク)までを予定しておりますが、
 商品が無くなり次第終了となりますので、芋焼酎好きのお客様はお早めにお越しくださいませ。