蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。
最低気温が-1℃と、非常に冷え込んだ本日2021年1月7日、
午後には半時ほどですが、蒲郡にも雪がちらつきました。
一週間前の年末年始も寒かったですが、
今度の三連休もかなり寒くなり、所によっては大雪の天気予報が出ております。
新型コロナウィルスの感染拡大の状況もひどくなる一方ですので、
この連休は外出を控え、家でのんびりと過ごすのが良いかもしれませんね。
…さて、そんな寒い時期に日本にやってくる鶴が、当店にも二羽飛来しました!
本日は今月から新たにお取り扱いさせていただく事になりました、
宮城県加美郡の田中酒造店様が造る限定流通の辛口純米酒「まなつる」シリーズのご紹介です!
(写真左)
「まなつる 辛口山廃特別純米」720ml
【アルコール度数】15.6度
【日本酒度】+8.0 【酸度】1.8 【アミノ酸度】1.7 【酵母】協会6号、7号
【原材料名】宮城県産「蔵の華」100%使用
【精米歩合】60%
【概要】山廃仕込み。まろやかな旨味のある辛口酒でキレも抜群。
【価格(税抜)】1,360円
(写真右)
「まなつる 生酛特別純米原酒」720ml
【アルコール度数】17.5度
【日本酒度】+6.0 【酸度】2.3 【アミノ酸度】1.0 【酵母】協会7号
【原材料名】宮城県産「蔵の華」100%使用
【精米歩合】60%
【概要】生もと仕込み。しっかり感じられる旨味と心地よい酸で奥深い味わい。
【価格(税抜)】1,610円
*2021年1月より当店販売開始しました!
1789年創業の長い歴史の中で、伝統の手間暇をかけた山廃、生酛でのお酒造りを続けている
宮城県の田中酒造店様による「まなつる」シリーズ2本です。
どちらのお酒もラベルには銀色のシルエットの鶴が、片や上品に佇み、片や華麗に舞っております。
まず一羽目の佇んでいる鶴「辛口山廃特別純米」は、昔ながらの山廃仕込みで造られています。
*(山廃仕込み)醸造上必要な乳酸を人工的に添加するのではなく、
時間をかけて自然界にある微生物の力で乳酸を再生する造り方。
通常の速醸仕込みと比べると、味わい深い濃醇な酒質になる事が多いです。
その山廃仕込みならではの、まろやかな旨味のある辛口酒となっており、後のキレ味も抜群。
常温~ぬる燗が旨味を最大限に引き出す事が出来ます。
鍋などの暖かいお料理との相性もぴったりです!
そして二羽目の舞っている鶴「生酛特別純米原酒」は、これまた昔ながらの生酛仕込みで造られています。
*(生酛仕込み)山廃仕込みと同様、醸造上必要な乳酸を人工的に添加するのではなく、
時間をかけて自然界にある微生物の力で乳酸を再生する造り方ですが、
生酛は米、米麹をすりつぶす作業も時間をかけて行う事で、更に味わい深くなるといわれております。
その生もと仕込みでじっくりと時間と手間をかけて醸し、
透明感のある美しくかつしっかり感じられる旨味と心地よい酸で奥深い味わいとなっております。
上品な味わいですが、こちらも冷やし過ぎず常温からぬる燗がおススメです。
どちらも寒い日に温めて飲んで美味しい、冬のおススメ酒。
寒い季節には、是非一度この「まなつる」をご賞味くださいませ!