蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。
木村です。
先日8/8のブログにて、新潟県の原酒造様が造る無濾過生原酒、
「 越の誉 和醸蔵 寒仕込搾り 純米大吟醸 無濾過生原酒」が今季分完売した事をお伝えしましたが、
本日のブログは、愛知県安城市の神杉酒造様が造る無濾過生原酒のご紹介です。
「神杉 特別純米しぼりたて 無濾過生原酒 720ml」
・原料米:愛知県安城産「若水」(精米歩合:60%)
・アルコール度数:17~18%
・価格:1,605円(税別)
愛知県安城市で生まれた酒造好適米「若水」を使い、矢作川の伏流水で仕込んだ、
火入れ、加水、ろ過を一切していない生原酒です。
安城は「日本のデンマーク」と呼ばれる程に農業、特に稲作が盛んですが、
原料米、仕込み水を含め100%安城産の原料で醸した、正真正銘の地酒となっております。
冷やして飲むとフルーティな香り、バニラのような米の旨味、フレッシュな酸味が心地良いです!
先日紹介しました「越の誉 和醸蔵 寒仕込搾り ~ 」は、同じフレッシュでもキリっと淡麗な印象ですが、
今回ご紹介の神杉の無濾過生原酒は、愛知の記念すべき酒造好適米第一号「若水」の特性を活かし、
お米の旨み、酸味を含んだ爽やかな甘みが程良くシンプルに出てきている印象を感じます。
少し残存する酵母の発酵による微炭酸の刺激と相まって、飲みやすい万人受けする味わいです。
さっぱりした和風料理にも相性が良く、
日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合主催の「地酒大show2014春」の「なめこ料理と楽しみたい地酒」部門で、
見事最高賞であるプラチナ賞を受賞した実績もあります。
確かに、なめこの持つ甘みと、このお酒が持つ爽やかな酸味はベストマッチしますね!
なお余談ですが、こちらの商品は品質管理のため新聞紙に包まれておりますが、
その新聞紙に「中部経済新聞」という中部地方のブロック経済紙が使用されております。
お酒を飲み終わった後は、酒瓶を包んであった新聞を読んで、
愛知県の経済情報も勉強できてしまうというオマケも付いております(笑)。
何はともあれ、ご当地愛知県安城市が100%詰まっている無濾過生原酒、ぜひ一度お試し下さい!