当店オリジナル純米大吟醸「一(いち)」の仕込み体験に行ってきました!

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただき、ありがとうございます。

先日の10/16(月)、豊田市にある蓬莱泉の「吟醸工房」に、
父、母、私の3名で行ってきました。

朝から大雨が降り続く中、蒲郡から車でおよそ90分の道のりでした。

 

今回ここを訪れたのは、吟醸工房で造っていただいている
当店「まん天や」のオリジナル純米大吟醸「一(いち)」の仕込み体験
参加させていただくためでした。

 

仕込み室に入る前の父と母。野生酵母など酒造りに有害な雑菌を持ち込まないよう、体験前日から納豆やヨーグルト等の発酵食品を食べずに臨みました。

 

「お酒の仕込み体験」と言っても、もちろん酒造りの全ての工程が体験出来ません。
掛け米に使う蒸し上がったばかりの掛け米を冷却する「放冷作業」と、
「留添(とめそえ)」と呼ばれる工程で、「一(いち)」の仕込みタンクに、
放冷作業で適温まで下がった蒸し米を掛け米として投入する作業を体験させていただきました。

甑(こしき)を使って蒸し上がったばかりの掛け米を…、

 

(放冷作業)さらし台の上で広げていき温度を適温まで下げます。作業中は非常に熱いので指のヤケド注意です!

 

蒸し米をこねて「ひねり餅」をつくり蒸し米の状態を確かめます。 硬ければ辛口、柔らかければ甘口にお酒が仕上がるそうです。

 

蒸し米を広げ終わったら扇風機で冷やしながら適温になるまで待ちます。

 

蒸し米が適温になるまでの間、吟醸工房の設備を見学させていただきました。
この時に見聞きした事は、また別の機会にブログに書きたいと思います。

 

適温まで冷めた蒸し米を、「掛け米」として仕込みタンクに投入します。

 

掛け米投入後、「櫂入れ」をします。櫂棒で混ぜる事でお酒はまんべんなく発酵しやすくなります。

 

お酒の神様に美味しいお酒になるようにお祈りして…、

 

無事、お酒の仕込み体験が終了しました!

 

今回仕込まれた「一(いち)」の生酒版の発売は12月初旬の予定です。
今年の出来栄えをご期待下さい!