ほうらいせん吟醸工房でオリジナル純米大吟醸「一(いち)」(1BY)の仕込み体験!

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただき、ありがとうございます。
木村です。

先日の2019年10月7日(月)、朝から車を走らせ、
当店のオリジナル純米大吟醸「一(いち)」の仕込み体験をさせていただくため、
豊田市黒田町にある「ほうらいせん 吟醸工房」にやってきました。

(お酒造り体験前に、関谷醸造の鈴木様から酒造りについて興味深いお話を聞けました)

今回で6年目となる「一(いち)」の仕込み。昨年は三河湾ネットワーク(ケーブルテレビ)で、
「一(いち)」をまん天やイチ押しのお酒として紹介していただく等、
おかげ様で年々人気も出てきており、売切れてたびたび欠品になる期間も出てきました。

そこで今回は、前回よりも仕込みタンクのサイズを大きくして仕込む事になりました。
そのためお酒造り体験時に使用する掛け米の量もいつもの2倍となり、
友人と私だけの二人だけでは「放冷作業」が追い付かず、鈴木様と宮瀬杜氏に手伝っていただきました。

(「放冷」は目的の温度まで蒸米の温度を下げるために蒸し米を均等に広げて冷ます作業です。
蒸し上がりのお米は約80度近くあるのでとても熱い💦気合で乗り切りました)

その後、蒸し米を適温(20度近く)まで冷ました後、「掛け米」として仕込みタンクに投入。
この作業がいわゆる「三段仕込み」の最後に行う「留め仕込み」となります。

前回よりもタンクが大きいため、台に乗って「櫂入れ」
櫂棒で仕込みタンク内をまんべんなく混ぜる事で、温度を均等にして安定的に発酵しやすくします。

 

最後はお酒の神様(松尾大社様の神棚)に美味しいお酒に仕上がる様にお祈りし、
無事お酒の仕込み体験が終了しました!

友人も貴重な体験ができた!と喜んでもらい、こちらも嬉しかったです。

関谷醸造の鈴木様はじめ、お酒造り体験や蔵見学などご対応いただきました吟醸工房の皆様、
誠にありがとうございましたm(__)m!

記念すべき令和元年度醸造(1BY)の「一(いち)」、「一尽くし」という事で、
良い出来栄えが期待出来そうですよ(笑)。

今回仕込まれた「一(いち)」のしぼりたて生原酒版の発売は、約2カ月後の12月初旬の予定です。
詳細はまたこちらのブログでご案内させていただきますので、ぜひご期待下さい!