店長日記ブログ

<酒雑談>4/23はクラフトビールの日!

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

今回のブログは、いつもの「商品紹介」や「日本酒を脅かすもの」はお休みで、
ただの「酒雑談」です。肩の力を抜いて足を崩してお読み下さい(笑)。

1:日本クラフトビールの成長

最近、日本でもクラフトビールが人気です。
クラフト(手作り)ビールとは簡単に言うと、
地方の小規模なビール醸造会社で、熟練のビール職人が、
こだわりの手法や発酵方法を用いて造る高品質のビールの事です。

ビール業界は当初、酒税法上の取り決めで
「ビールの製造免許は年間2,000キロリットル造らないと付与しませんよ」という
厳しいハードルがあったため、新規参入が難しかったのですが、
1994年の酒税法の改正で、製造基準が2000キロリットル→60キロリットルまで
引き下げられた事をキッカケに、全国各地で小規模なビール会社が次々と登場、
いわゆる「地ビール」ブームがはじまりました。

このブーム真っ只中の頃、私は旅行好きの大学生だったのですが、
北に旅行した時、当時人気の「銀河高原ビール」を飲んだのを覚えてます。
今みたいにネット通販やスーパーで簡単に手に入らない時代だったので、
お土産に大量に買ってしまい、旅行の帰りは重い荷物に四苦八苦してました。

しかし日本は徐々にデフレ経済に突入。品質に対して価格が高い事もあり、
2000年代前半には日本の「地ビール」ブームは終息してしまいます。
その後、技術向上に励み高品質のビールを造る醸造所も出てきて、
世界的なクラフトビールのブームの後押しもあり、
2010年頃から「クラフトビール」が、新しいビールの火付け役として、
日本国内でも市場が拡大、今も成長を続けています。

私見ですが、この「クラフトビール」ブーム、「地ビール」の時と違うのは、
インターネットでの情報の伝わり方が昔よりもケタ違いに早くなった事、
ネット通販や近所のスーパーにも「クラフトビールコーナー」があるくらい
私たちの手に入りやすくなった事、
あとは少なからずデフレ傾向も当時よりマシになっている事、
こんな背景も少なからず市場拡大の後押しをしているかな、と思います。

2:4/23は「クラフトビール」の日!

ビールの本場であるドイツには「ビールの日」があって、それが4/23。
16世紀に世界で初めてビールが定義された日だそうです。
ビールの日制定以降、ドイツビール産業の隆盛は言うまでもありません。
それにあやかり日本でも、
1999年に同日の4/23が「クラフトビールの日」に制定されました。

まさに今週末ですね!
日本も徐々に定着しつつあって、都心のクラフトビール専門店等で、
この日を祝うイベントが予定されているようです。
お住いの地域で開催されるイベントをチェックしてみてはいかがでしょう?

3:トイレの排水からビール造り?

最近日本酒造りに使われるお水についてブログを書いていた時に、
衝撃的なニュースを見つけました。

アメリカはカリフォルニア州のクラフトビール醸造会社「ストーン」。
この会社は日本のクラフトビールブームの火付け役になった
有名なブリュワリーなのですが、

今年の3月半ばに、何とトイレの排水を再生処理し、
その再生水を使って醸造したビールを造ったと発表しました。
そのビールの名は「フル・サークル(full circle)」!

この名を聞くと、大学時代に聴いたエアロスミスの楽曲「フル・サークル」が
個人的にどうしても頭をよぎってしまうのですが・・・(笑)、
再生処理しているとはいえ元は排水、口にする事に抵抗を覚えてしまします。

このビール誕生のきっかけは切実なもので、
ストーン社のあるカリフォルニア州で、
2012年~16年に雨不足による大干ばつに見舞われました。
それ以降同州では水のリサイクルの取込みが活発に行われているそうで、
このフル・サークルはその技術の検証のために開発されたそうです。

このビールは実用化や、店頭に並ぶ事はまだ無いようですが、
日本のように水資源に恵まれた国でも、異常気象や災害によって、
予期せぬ水の枯渇が発生する可能性はゼロではありません。

クラフトビールだけでなく、日本酒その他の食品飲料にとっても、
自然本来のきれいな水源を守っていく、という取り組みと併せて、
水源が使えなくなった場合の緊急対応策も考えておく事が
今後必要になってくるかもしれないですね。

「酒雑談」にお付き合いいただき、有難うございました。
この流れで次回は、日本酒に使われるお水の話に戻りたいと思います。

<ご案内>残りあと3日!春のプレゼントキャンペーンは4/22(土)まで。

毎度「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。

「まん天や春のプレゼントキャンペーン」も4/22(土)まで。
残すところ、あと3日間となりました!
今回は、再度キャンペーン内容のご案内させていただきます。

<キャンペーン内容>
4/22(土)まで、当店にご来店、またはオンラインショップで、
3,000円以上のお買い物をしていただいたお客様に、
もれなく「一色屋の海老せんべい(お好み)45g」1袋をプレゼント致します!

(ご注意)オンラインショップでお買い物の場合
*おせんべいは商品の箱に同梱して発送致します。
*お届け先がご注文者様の住所と同じ場合に限らせていただきます。

プレゼントの海老せんべいも在庫が底を尽きかけておりましたが、
本日追加分が一色屋さんから入荷してきました!
これで最終日までは何とか大丈夫そうです。

この週末は、一色屋の海老せんべいを食べながら「家飲み」はいかがでしょう?
このキャンペーンの機会をお見逃しなく!ぜひご利用くださいませ。

ノーベル賞晩餐会で御用達のシャンパーニュブランド。晴れの舞台に信頼の品質「テタンジェ ブリュット レゼルブ」

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただき有難うございました。

東海地方のローカル情報で恐縮ですが、中京テレビ(日本テレビ系列)で、
毎週土曜日11:45~12:00に「ゴリ夢中」という番組が放送されてます。
お笑いコンビ「ガレッジセール」のゴリさんが自転車に乗ってぶらり旅。
人と触れ合いながら名鉄沿線の各地域の見どころを巡っていく旅番組です。

今月4月は蒲郡特集で、毎週蒲郡の魅力的なスポットが紹介されてます!

4月1日放送分より。毎週録画して見てます。

竹島の八百富神社も紹介されてました。(私の朝のジョギングコースです👟)
日本七弁天のひとつに数えられる竹島弁天様という女性の神様が祀られており、
縁結びのパワースポットになっているらしいです。

私が10代の頃、この神社にかかる竹島橋を渡ったカップルは、
弁天様の嫉妬の力によって別れてしまう、と聞いた事がありましたが、
どうやらガセネタだったらしいです。。

今までの放送で竹島→三谷→形原と来まして、来週4/22の放送では
ご近所の「和カフェ千草」さんが、ゴリさんの突撃を受けるそうです。
今回も録画して見るのを楽しみにしています!では本題です。

本日は久しぶりにワインのご紹介。
本家フランスのシャンパーニュです。

「テタンジェ ブリュット レゼルブ 750ml」

化粧箱は保護フィルムをかけております。

・生産者:テタンジェ
・クラス:ACシャンパーニュ
・葡萄品種:シャルドネ・ピノノワール・ピノムニエ
・タイプ:白発泡 辛口
・価格:5,500円(税抜)

1934年の創業以来、4代にわたり家族経営を続けるテタンジェは、
今や押しも押されぬ大手シャンパーニュ・メゾンに成長しました。

ちなみに当店「まん天や」は、
1929年の創業以来、3代にわたり家族経営で(細々と)続いております。
規模は全然違うのですが、テタンジェ家の来歴にとても親近感を覚えます。
現在家族経営で続けているシャンパンメーカーは非常に少ないのです。

「シャルドネの聖地」とも呼ばれるコートデブラン地区に最高レベルの畑を持ち、
そこで自社栽培された、こだわりのシャルドネを原料に使用。
瓶内2次発酵後、3年以上セラーで熟成させました。
優れた芳香が広がり、エレガントかつフレッシュな
バランスの良い味わいに仕上がっており、どっしりとした安定感を感じさせます。

安定した品質の良さを生み出すテタンジェは多大な信頼を寄せられており、
2014~16年のノーベル賞晩餐会にて、
3年連続でテタンジェブランドのシャンパーニュが採用され、
出席者に振舞われました。
3年連続で採用されたシャンパーニュブランドは、
今までで、このテタンジェのみです。

また、日本でも昨年2016年に開催された、
日本の女性による初めての国際ワインコンペティション「サクラアワード」で、
最高賞である「ダイヤモンドトロフィー」を受賞し、
今、日本(特に女性)で一番注目を浴びているシャンパーニュと言えます。

ノーベル賞の晩餐会とまではいかないかもしれませんが、
何か特別な記念日、お祝いの席、晴れの舞台で乾杯したり、
大切な人への贈答等にふさわしい、贅沢なシャンパーニュです。

日本酒を脅かすもの⑤ ~お酒造りに使われるお水~

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

4/17の朝、蒲郡市水竹町にある中央公園の様子です。

桜の花はほとんど散ってしまいましたが、
代わりに桜の花びらで出来た「絨毯」が遊歩道をピンクに彩ってました。
少し哀しいですが、こんな桜の散り方にさっぱりした潔さも感じます。
桜にとっては、毎年恒例の「衣替え」みたいなものかもしれませんね。

蒲郡も昨日は最高気温が23度まで上がり、長袖では汗ばむ程でした。
季節は春ですが、夏の足音が早くも聞こえてきているようです。

本日のブログ「日本酒を脅かすもの」第5回目。
前回まではお米についてのお話でしたが、
今回からはお酒造りに欠かせない「お水」の話です。

1:日本酒に使われる水の基礎情報

日本酒成分の約80%はお水です。
そのため水の品質が日本酒の味わいに大きな影響を与えます。
いかに良質な水を確保するかが、酒蔵にとって重要なテーマです。

日本は気候的には雨が多く、地形的にも山地が多いです。
地表に降り注いだ雨や雪が、山地の地層に浸み込み、
長い年月をかけて砂や砂礫の層を潜り抜けていきます。

その間、幾層もの地層がフィルターとなって水は濾過され、
土壌の中のミネラル成分を取り込んでいきながら、
地下水や、河川敷の地下を流れる伏流水として流れていきます。

これらの水はカリウム、リン、マグネシウムなど、
麹菌や酵母の栄養源となる物質が豊富に含まれており、
ただの雨水から、お酒造りに最適な水へと変化しています。

まさに自然の力によって、長い時間をかけて、
お酒の大切な要素となる水は出来上がっていくのですね。

2:醸造用のお水の条件

日本酒造りに使われる水は、
洗米や浸漬、仕込み等に使用される「醸造用水」と、
洗瓶や原酒に加水する為に使用される「瓶詰用水」に大別されます。
その中の醸造用水は、普通の水道水に比べると基準が厳しく、
使用する水を事前に各都道府県の醸造試験所が実施する検査を
クリアしなければなりません。

以下に醸造用水と水道水の検査基準を表で表してみます。

 醸造用水水道水
 色彩無色透明
 臭・味異常のないこと
 鉄 0.02ppm以下0.3ppm以下
 マンガン 0.02ppm以下 0.05ppm以下
 亜硝酸性窒素 検出されないこと10ppm以下
 pH 中性または微アルカリ性5.8~8.6
 アンモニア性窒素 不検出記載なし
 細菌酸度 2ml以下記載なし
 生酸性菌群 不検出記載なし
大腸菌群 不検出

特に「鉄」「マンガン」は日本酒における有害物質で、
日本酒の色を褐色化させたり、香味を悪くさせる作用があるため、
基準値が水道水よりかなり厳しくなっております。
酒蔵は、毎年この厳しい基準をクリアしなければ酒造りが出来ないのです。

3:水質汚染は止められるか?

近年になって人口の増加や環境の悪化による水質汚染が懸念されています。

蔵元は、通常敷地内の地下水から酒造用水を汲み上げていますが、
近隣の開発による環境変化により、水質にも変化が生じてしまい、
近くの田んぼで使用された農薬、マンションからの生活排水等が、
地下水に混入してしまい、そのままでは使用出来ない状況も出てきました。

そのため、蔵元にて地下水を再度浄化する事が必要になり、
浄化のための技術(精密濾過、イオン交換樹脂法など)も進歩してきました。
この浄化の技術対策によって、不純物の混入が原因で、
前述の検査基準を達成出来ないという事は無くなりましたが、
根本の水環境自体を汚染から守る事が、一番大切な対策です。

環境省によって「名水百選」に選ばれた地域も、
その地域の住民による日々の保全活動があって、
名水は名水で在り続ける事が出来ているそうです。

美味しく日本酒を飲むためには、
まず私達が自分の心身を健康に保つ事が大事ですが、
飲んでいるお酒がどこの水が使われており、
それがどんな魅力のある水で、健全さを保つために、
どんな取り組みがなされているか。。。
そんな事に目を向けてみると更に美味しく感じるかもしれません。

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最後までお読みいただき有難うございました。
次回では実際に日本酒に使用される名水について
具体的に紹介していきたいと思います。

気分はイタリア人?の酒粕焼酎「蓬莱泉 吟醸グラッパ 吟乃精」

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。

今日で4月も折り返し地点。蒲郡の桜の花もかなり散ってしまいました。
開店前に掃除をしていると、街には葉桜が目立ってきて、
店先には舞い落ちた桜の花びらが日に日に多くなってきた事に気付きます。

しかしお店の桜はまだまだ満開です!

百均の桜が満開です(笑)

「春の海老せんべいプレゼントキャンペーン」は4/22(土)まで実施中です。
蒲郡の店舗、オンラインショップどちらも皆様のご来店をお待ちしております!

本日は久しぶりに焼酎のご紹介。キーワードは「酒粕」と「グラッパ」です。


「蓬莱泉 吟醸グラッパ 吟乃精 360ml」
・酒粕焼酎
・アルコール度数:35度
・価格:1,600円(税別)

*オンラインショップでのお買い求めはコチラ

酒粕には、アルコールが8%程含まれております。
それを原料として発酵させて蒸留したものを酒粕焼酎
(または粕取り焼酎)と呼びます。

しかし、蓬莱泉の吟醸酒の酒粕だけを原料にした当商品は、
吟醸酒の華やかな香りが凝縮されており、
日本の焼酎のイメージよりも、イタリア特産の蒸留酒である
ワインの搾り粕で造られる香り高い「グラッパ」の様だったため、
「吟醸グラッパ」の名前が冠されました。

瓶の形も本場イタリアのグラッパの瓶に似て、
細長い優雅なシルエットがお洒落です。

35度と度数が高めですが、この商品に関しては
焼酎のように水割りしたら香りが半減してしまい
このグラッパの魅力が薄れてしまいます。
食後酒としてストレートかロックでちびちびと飲みながら、
鼻に抜けていく華やかな吟醸香をお楽しみ下さい。

食後に何を飲むか、人それぞれ好みはありますよね。
以前ブログで紹介した貴腐ワインの様な甘口デザートワインも良いですが、
イタリアの北部では、食後に苦いエスプレッソと一緒にグラッパを飲む、
「カフェ・コレット」という飲み方があるそうです。
グラッパの豊かな香りが、エスプレッソの香りを引き立て、体も温まります。

「食後に甘いワインはちょっと…、苦いコーヒーが良いな」という方には、
こちらのグラッパも一緒に味わってみてはいかがでしょうか。

*「蓬莱泉 吟醸グラッパ 吟乃精」は、当店のオンラインショップでもお買い求め出来ます。