酒類販売管理研修に参加しました!

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

先日の9月20日(木)、雨降りでしたが少しお出掛けをして、
豊橋市の豊橋小売酒販組合で開催された「酒類販売管理研修」を受講してきました。

酒税法の一部改正により、平成29年6月1日から私たち酒類小売業者は、
酒類販売管理研修を過去3年以内に受けた者のうちから酒類販売管理者を選任する事が必須になり、
更にその酒類販売管理者には、3年毎に酒類販売管理研修を受講させる事が必須となりました。

それでは「酒類販売管理者」ってどんな人?という定義ですが、
「選任された販売場において酒類の販売業務に関し、
法令を遵守した業務が行われるよう酒類小売業者に助言し、
あるいは酒類の販売業務に従事する従業員等に対して指導を行う」人の事です。

…例えば、20歳未満の人には酒類を絶対に売らない、
そのために売り場では、商品陳列を酒類とそれ以外で明確に分けたり、
「これはお酒です」「20歳以上の年齢確認にご協力ください」等の表示をしたり、
酒類を法律に則って適切に販売する環境作りや、販売責任者や従業員に助言や指導をする等…が、
酒類販売管理者の役割です。

*国税局ホームページより出典

もし、お酒売り場に酒類販売管理者がいなかったり、
またはいても講習を3年以上受講していなかったり、
または講習を受講しても酒類販売管理者の役目が遂行出来ず、
例えば未成年にお酒を売ってしまったりしたら、
50万円以下の罰金や酒類小売業免許の取消しになってしまいます!(◎_◎;)

現在のまん天やにおける酒類販売管理者は私の父ですが、
そろそろ私に代替わりするという事で、
初めてこの講習会を受講する事になりました。

およそ3時間にわたり、現在の酒類業界の状況や、
酒税や販売に関する法律の内容、お酒の基礎知識など、みっちり叩き込まれました。
時々講師の方が抜き打ちクイズを出してきたり、
面白いお酒売り場のドラマも見せてくれましたので、
全く退屈せずに最後まで眠る事なく受講する事が出来ました。

研修受講証も無事にいただく事が出来ました👍。
これで晴れて私も酒類販売管理者の資格を得る事が出来ました。

今後もお酒そのものの知識だけでなく、
お酒を取り巻く法律に関しても知識を蓄えて、
お客様に適切なサービスをしていきたいと思います。
今後ともまん天やをよろしくお願い申し上げますm(__)m。

 

(オマケ)
今回の講習では参加者全員が「アルコール体質試験パッチ」を腕に付けて、
自分自身のアルコール耐性を知るという「余興」がありました。

私は色の変化がなかったので「ほどほどに飲める」という判定…。
長らく自分はお酒に弱い体質だと思っていたので意外でした(笑)。