5年振り!HYAPPA BREWS様主催の限定クラフトビール仕込み会に参加しました!

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

2024年1月28日(日)、名鉄電車に乗って西浦にあるHYAPPA BREWS様が主催した
限定クラフトビールの仕込み会に参加してきました!

 

HYAPPA BREWSは、蒲郡市西浦町にある小さなビール醸造所です。
2013年、アメリカのシカゴ出身のクレーグ・モーリーさんが開業し、
以来、地元産の原料にこだわった個性的な味わいのビールを造っております。
当店でも2019年からお取り扱いを始めさせていただき、今年で丸5年になります。

(HYAPPA BREWSの創業者で、醸造責任者のクレーグ・モーリーさんとスタッフの方)

 

今回の限定クラフトビールの仕込み会も、コロナ禍の中断時期もありましたが、
このたび約5年振りの一般開催となりました!
今回は私を含め、15名程の参加メンバーの方がいらっしゃいました。
(ちなみに5年前の仕込み会も私は参加してます。詳細はこちらのブログをご覧ください)

(仕込み会開始に先駆け、まずは中身が何か分からないノンラベルの「ミステリービール」で乾杯🍻)

 

今回仕込む限定ビールは、二条と六条の2種類の「むらさき麦」で作る、
「パープルグレイン」の高アルコール(9%)版です!

 

(写真は通常版の「パープルグレイン#37」。アルコール度数3.7%のセッションエールスタイルです)

 

通常版(市販用)の軽快でスッキリとした香りのパープルグレインに比べて、
今回仕込む限定版はしっかりどっしり系の飲み応えにするそうです。

そして今回の仕込み会では、二条と六条の二種類のむらさき麦の麦芽を使用します。

 

(2種類の岡崎市藤川産「むらさき麦」の麦芽。二条と六条とで若干色合いや硬さが違います)

 

ビールで乾杯したところでいよいよ仕込み会の開始!
まずは醸造の準備作業で、参加者全員が交代しながら、手動のミルで麦芽を細かく砕いていきます。

2種類の麦芽を均等に混ぜ合わせた状態でミルで砕いていくのですが、
この作業がかなりの重労働でした!途中でミルの土台が割れるなどハプニングがありながら、
参加者とスタッフが力を合わせて、何とか全ての麦芽を砕く事が出来ました。

その後、サブブリュワーの永見さんとクレーグさんで、
砕いた麦芽をドリルミルサーで更に細かくします。
このドリルミキサーの設備はクレーグさんのDIYです

この後、細かく砕いた麦芽を75度のお湯の入った醸造タンクに入れて「糖化(マッシング)」作業に移ります。
「糖化」とは、麦芽の中にある酵素を活性化させ、麦芽内のデンプンを発酵可能な糖に分解する工程です。

 

この工程も参加者が変わりばんこでやらせていただきました。
最後に30分ほど置いた麦汁を飲ませていただきましたが、
非常に優しい甘さの「麦ジュース」になってました!
醸造エリア内も、麦汁由来の甘い香りに溢れていきました。

その後、お正月という事で皆でお餅をつき、ビールを飲みながら皆で食べました。
結構力を使う作業が続きましたので、お腹が空いていたのかとても美味しかったです!

 

その後、しばらく糖化を続けてから、ろ過、ホップ投入、酵母投入と工程が続いていくのですが…、
私は当日午後から別件の用事があったため、ここまでの参加となりました💦
改行間近の第2工場の見学にも、そこでやるバーベキューにも参加出来ず、
後ろ髪惹かれる思いでしたが、お楽しみとしてまた次の機会にとっておきます!

今回、この会へ誘ってくださいましたHYAPPA BREWSのクレーグさんをはじめスタッフの皆様、
本当にありがとうございました!

あらためまして、今年2024年も美味いビールをよろしくお願いします🍺