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木村です。
8月も終わりを迎え、もうすぐ9月、「実りの秋」がやってきます。
外出先で見かける田んぼの稲は、穂がかなり大きく実ってきているようです。
新聞でも、各地で「新米の収穫」というニュースもちらほら見かけるようになりました。
しかし私の育てている「夢吟香のバケツ稲」達は、まだ穂すら出てきておりません…😢。
調べてみると「夢吟香」は、「コシヒカリ」なんかの食用米と比べると、
「出穂(しゅっすい)」の時期が10~15日程遅い品種だそうです。
しかしそれでも8月中には穂が出ると思っていましたので、
「もしかして病気や害虫に養分を吸い取られてしまったのでは?」と不安になり、
「バケツ稲マニュアル」に記載されていた「相談室」に電話で問い合わせてみました。
バケツ稲の近況写真を見てもらいながら現在の状況を説明すると、
相談室の礼儀の正しいお兄さんが親身になって話を聞いて下さいました。
お兄さんによると、
一般的に「中干し(水を数日断つ事。その時のブログはコチラ)」を実施してから40日後が、
穂が出るタイミングだという事です。
なので私が「中干し」をした7月26日から40日足すと9月5日、
そして「夢吟香」は出穂が遅い晩成型なので、更にそこから10日足して9月15日。
よって9月中旬頃には穂が出ますのでもうしばらく様子を見て下さい、と
経験に基づいた的確なアドバイスをしてくださいました。
また私のバケツ稲の写真を見て
「青々と元気な稲に育ってますので病気や害虫もおそらく心配ないですよ」
とも言ってくださいました。
それを聞いて「なんだ。単純にまだ穂が出るタイミングじゃなかったんだ」とひと安心。
周りの他の稲が穂が実っているのを見た私が勝手に焦っていただけでした。
そう言えば、ここ最近はバケツに溜めた水が無くなるペースが異常に速く、
一日朝・晩の2回の水やりでは追っつかなくなり、朝・昼・晩の3回に変更しました。
出穂には水がたくさん必要になるため、
バケツ稲達は水をたっぷりと補給しながら、ゆっくりと穂を出す準備をすすめているのかもしれません。
「大器は晩成する」周りに惑わされず、夢吟香のバケツ稲のペースで、
ゆっくりと育って、実ってくれたら良いな。
今後は焦らずに見守っていきたいです。