<夢吟香のバケツ稲チャレンジ🌾>12月25日。終わらない「もみすり」part2… 機械に頼るも年内に終わらず(涙)。

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

2017年も本日を含めてあと3日で終わろうとしております。
年賀状、大掃除、おせち造り等など…、
今年中にやらなければいけない事が多く何かと忙しい年末ですが、
どうぞ体調にはお気をつけてお過ごしください。

 

さて、愛知県の酒造好適米「夢吟香(ゆめぎんが)」を、自宅のベランダでバケツで育てるという
「夢吟香のバケツ稲チャレンジ」が始まって約半年も経ってしまいました。

通常の農家さんであれば、とっくに今年のお米は精米されて市場に出回っているのですが、
私の育てた夢吟香は、精米前の「もみすり」に手間取っており、未だ精米までたどり着いておりません。。

  

前回の投稿から一ヵ月間以上、
「ゴリゴリ…」と軟式ボールで断続的に手作業でもみすりを行ってまいりましたが、
12/25時点で、まだこれだけの量が「もみすり」出来ずに残っている状態です。

「このペースでは今年中に全てもみすりが終わりそうにない…。」
そう思った私は「禁じ手」ともとれる方法を思いつきました。

12/25、まん天や年内最後の休みを利用して、
カインズホーム蒲郡店のコイン精米機に行ってきました。

今までは「手作業」を心掛けて何とか進めてきたバケツ稲チャレンジ。
しかし今回の「軟式ボール式もみすり」で心身ともに疲れてしまった私は、
手作業の限界を感じ、もみすり作業を機械に頼らざるを得なくなりました。

「昔の農家の方は、このもみすりを手作業でやっていた事を思うと、
あらためて農業の大変さを身をもって実感する事が出来た。
今回はそれが分かっただけで上出来じゃないか…。」
そう自分に言い聞かせて精米機の中に夢吟香の籾(もみ)を投入しました。

そして「精米ボタン」を押そうとしたその時…、

「もみ精米できません。」の文字が…。うっかりして機械のこの表示を見落としていました。
説明書きによると、もみを投入して精米ボタンを押してしまうと機械が故障してしまうようです。
あわてて返却ボタンを押し、投入したもみをそのまま家に持って帰る事になりました。

家に帰った後に色々調べてみると、
精米機には「もみすり対応式」「もみすり非対応」の2種類ある事が分かりました。
カインズホームの横に合った精米機は「もみすり非対応」の機種だったようです。

では「もみすり対応式」の精米機はどこにあるのか?
こんな時は、今までもバケツ稲で分からない事はいつも教えていただいたJA様に、
今回も電話で問い合わせてみますと…、

「蒲郡のJAには、もみすり対応式は無いようです。」という残念なお知らせ…。

それでは近場で無いものだろうか、また色々調べてみると、
精米機大手メーカーのISEKI様のウェブサイトで
もみすり対応の精米機の設置場所検索サービスがありましたので早速検索してみると…、

愛知県には、もみすり対応式精米機は田原市まで行かないと無いとの事。

…と、色々しているうちに今年もあと3日。今年中にもみすりが完了しないままに年越しという事になりそうです…。

自分の中では「今年中にやらなければいけない事」の一つに位置付けていた「もみすり」でしたので残念ですが、
来年こそは、バケツ稲で取れた夢吟香を全て精米したいと思います。
もう「手作業」にはこだわらず、例えどんな手を使っても(笑)。