蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。
父の日の6/17、蒲郡から名鉄電車に乗って西尾市の西幡豆にある山﨑合資会社様の「酒蔵開き」に行ってきました。
山﨑合資会社様は、限定流通酒「山﨑醸」等、当店でも多くのお酒をお取扱いさせていただいている蔵元様です。
平成29年度の酒造りも無事完了し、
今回はその年に造ったお酒が全て披露されるという、まさに一年の総決算と呼べる酒蔵開きです。
披露されるお酒の中には、新酒鑑評会の受賞酒や、現在開発中のお酒もあるという事で、
前回(2018年1月)に引き続き、試飲や勉強も兼ねて、お邪魔させていただく事になりました。
全国のお父さん達の「晴れ男パワー」のおかげでしょうか。父の日当日は梅雨の晴れ間で良い天気に恵まれました。
名鉄の西幡豆駅から徒歩3分くらいのところに酒蔵はあるんですが、
午後2時の時点で気温も30度近くまで上がったそうで、この短い時間を歩くだけでも汗が出てきます。
歩を進める度に、汗をかく度に…、冷酒が美味く感じるコンディションが確実に出来上がっていきます(笑)。
ほどなくして山﨑合資会社様に到着。コンディションも整いました!
最初は当店でまだ取り扱いをしていないお酒の有料試飲から行ってきます。
昨年2017年の名古屋国税局酒類鑑評会で優等賞を受賞した純米大吟醸原酒「幻々(げんげん)」。
繊細な香りと口当りながらも、原酒ならではの「ずーんんん…」と続く旨味の余韻がたまりません!
流通限定商品の「奥 純米大吟醸原酒」。
華やかで、濃くて、深くて、最初の一口だけでバラの花束のようなボリューム感!
お酒のフルコースをこの一杯で堪能した気分。これを嗜むには私にはまだ荷が重いかもしれません(笑)。
山﨑合資会社のお酒に使われている愛知の酒造好適米3種(夢山水・若水・夢吟香)も展示されてました。
精米歩合22%まで小さくする事が出来るのは、自社精米で丁寧にお米を磨いているからです。
その他にも色々なお酒の試飲をさせていただきました。
仕込み水やノンアルコールの甘酒「一糀(いちこうじ)」は、一緒に来た長男も美味しく飲む事が出来ました。
都合により、約40分間だけの滞在でしたが、今回もとても楽しく充実した時間を過ごす事が出来ました。
まさに「父の日」のご褒美となりました。山﨑合資会社様、ありがとうございました!
(おまけ)
酒蔵開きからの帰り、西幡豆駅の駅舎の中にツバメの巣を発見しました。
電車を待つ間、親ツバメがヒナに餌を与えにやって来ては、すぐに餌を獲りに飛びだっていくのを繰り返す様を眺めていて、
家族を食べさせる事の大変さを再確認した「父の日」の昼下がりでした。