先日、私が大阪で働いている時にお世話になった方が、
お店まで激励に来てくれました。
同じ酒類卸会社でワイン等の営業をされていましたが、
定年退職のあと、現在は大阪の飲料メーカーの営業として、
東海、北陸地方を回られているとの事でした。
その方の以前と変わらない豪快な口ぶりに引き込まれ、
私も自然と大阪時代の関西弁に逆戻り。
昔話も交えながら話をしていくうちに、
お酒の割り材に使える炭酸水の話になりました。
「塩化マグネシウム等の添加物がいっさい入っておらず、
味もスッキリしてても炭酸の泡持ちも良いよ…」
いつの間にか自社商品の商談にしてしまう話術に感心しつつ、
自分がお酒を飲めるようになった原点を思い出しました。
ウォッカのソーダ割り!これがキッカケでした。
私は大学時代、缶ビール1本で体中が痛くなる程アルコールが苦手でしたが、
当時大好きだったバンドの曲で「ウィスキー&ウォッカ」というのがあり、
それに触発されてウィスキーやウォッカのソーダ割りを粋がって飲み始めました。
それがきっかけで日本酒やワインも飲めるようになり、現在に至ります。
本当にしょうもない事がキッカケで、私はお酒の世界に入った訳ですが、
お酒をソーダで割る、という酒文化が無ければ、
当時の私にハードリカーのストレートではとてもハードルが高く、
多分お酒の世界の入り口でつまずいていた事でしょう。
私がお酒を楽しむ上で、高いハードルを下げてくれたのがソーダ割りだったなと、
今回の久しぶりの再会で、思い出す事が出来ました。
今晩は久しぶりにウォッカのソーダ割りを作って当時を思い返したいと思います。