<夢吟香のバケツ稲チャレンジ🌾>9月4日。ついに「出穂」!小さな稲の花も咲きました❁。

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

愛知の酒造好適米「夢吟香(ゆめぎんが)」の稲を、
自宅のベランダでバケツに入れて育てる
<夢吟香のバケツ稲チャレンジ>がスタートしてから81日目の9/4(月)、
ついに「出穂(しゅっすい。穂が出る事)」が確認できました!

朝、水やりをしていたら緑色の穂がも出ていて、思わず「おぉ~!」っとなりました。
確認してみると4つのうち3つのバケツから出穂しており、合計10本もの穂が顔を出しておりました。

茎が割れてそこから顔を出す穂です。こうやって出てくるんですね!

 

実はちょうど先週、なかなか穂が出てこない事が不安になって、JA様の「バケツ稲相談室」に電話をしました。
その時に電話に出てくれたお兄さんが、
「あと10日もすれば穂が出ますので大丈夫ですよ」と言ってくれましたが、まさにその通りになりました!

出穂を確認した後、相談室にお礼の電話をしました。
一週間前に対応いただいたお兄さんはあいにくご不在でしたが、
やはりバケツ稲のように、初めての試みをする時に経験者の方の見解や意見というものは、
初心者にとってとても心強く、ありがたいものだと実感しました。

そして穂と同じく、この朝に顔を出してくれた「稲の花」も一緒に見る事が出来ました!

穂の頭から覗いている白くて小さいのが稲の花です。

このかわいい稲の花は、受粉をするために出穂してからすぐに咲き始め、
受粉が終了するとすぐに閉じてしまいます。
咲いている時間はなんと1~2時間のみ!それも何故か午前中にしか咲かないのです。

そんな珍しい稲の花も拝む事が出来て、この日の朝は本当にラッキーでした。

そう言えばこの日の「たなくじ」でも「スペシャル大吉」でした笑

 

受粉を終えた稲穂はこの後、細胞分裂を繰り返しながらどんどん大きくなっていき、
およそ45日後には完熟した稲穂となり、いよいよ「収穫」となります。
予定では10月の中旬~下旬頃でしょうか。

しかし穂が大きくなるにつれて、
今まで以上に害虫や鳥によって稲が襲われる危険も高まっていきますので、
稲の周りにネットを張るなど、色々な対策しなければなりません。

出穂後、早くも大きな鳥が偵察に来てました驚。対策を急がねば…。

 

今回の夢吟香バケツ稲の出穂で、いよいよ「実りの秋」の始まりを感じました。
今後もこの観察日記ブログで、日々大きくなっていく稲穂を皆さんにお見せしていきたいと思います。