岡崎愛100%のクラフトビール「パープルグレイン#37」限定発売!

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

昨日のブログで入荷のご案内をさせていただきました、
蒲郡のクラフトビール「HYAPPA BREWS西浦」の限定入荷商品の
「Purple Grain#37(パープルグレイン)」について、
本日は詳しくご紹介させていただきたいと思います!

「HYAPPA むらさき麦酒Purple Grain#37」330ml
【スタイル】セッションエール
【原料】むらさき麦芽100%・ホップ・蜂蜜
【アルコール度数】3.7%
【概要】岡崎・藤川宿の「むらさき麦」と、「五万石ふじ酵母」を使用。爽やかな酸味と麦のコク味。
【価格(税別)】675円

 

岡崎市の藤川宿は「東海道五十三次」の品川から数えて 37 番目の宿場町として栄えま した。
そしてこの藤川宿で栽培されていた「むらさき麦」は、
このビールのラベルでも引用されている歌川広重の浮世絵で描かれたり、
芭蕉には「ここも三河 むらさき麦の かきつばた」と詠まれた程、かつては藤川宿のシンボル的存在でした。

(むらさき麦についての詳細は「むらさき麦プロジェクト」公式HPをご覧ください)

しかしいつしか栽培は途絶えてしまい、「むらさき麦」は長い間「幻の麦」となっていたのですが、
平成に入ってから「むらさき麦プロジェクト」が発足。
「むらさき麦」の栽培活動が再開し、ついに藤川宿のシンボルとして復活しました。

 

(上右写真は岡崎城公園公式HPより引用)

このむらさき麦を100%麦芽として使用し、更に岡崎市の「市の花」でもある、
「五万石藤」から抽出した花酵母で発酵させて造られたのが、この「Purple Grain#37(パープルグレイン)」です。

  

実は私も今年の一月に、この「Purple Grain#37(パープルグレイン)」の仕込み体験会に参加させていただきました!
(その時のレポートブログはこちらです)
むらさき麦の会の皆様やHYAPPAビールのファンの皆様も麦の収穫やビール造りに参加し、毎年少量のみ限定醸造されます。

味はどうでしょう。さっそく「Purple Grain#37(パープルグレイン)」をスタッフ全員で飲んでみました!

まず泡立ちは非常に優しいです。醸造責任者のクレーグさん曰く瓶内発酵による泡をそのまま活かしているとの事。
そしてアルコール度数が3.7%とクラフトビールにしては低い「セッションエール」タイプ
このアルコール度数は藤川宿が「東海道五十三次」で 37 番目の宿場町だから3.7度に調整したとか(驚)!

香りと口当りは少し酸味を感じる爽やかな感じなのですが、後から麦本来の風味がズーンとやって来るというか…、
私はボキャブラリーが貧困なのでなかなか表現しづらいのですが…、とても個性的な味わいです(笑)。
クレーグさんに聞くと、毎年ビール造りに参加した方から要望を募って味わいを少しずつ変えているそうです。

まさに岡崎の郷土愛とクラフト感に溢れたビール。価格は通常のHYAPPAビールより少しお高めですが、
他にはない、オンリーワンの岡崎100%の味わいが楽しめます(メイドイン蒲郡ですが!)。

当店では入荷本数が無くなり次第今季完売となりますので、お求めの際はお急ぎくださいませ。