夏の週末は風薫るハイボールで。愛知のウイスキー「サントリー知多」

蒲郡の酒屋「まん天や」の日記ブログにお越しいただきありがとうございます。
木村です。

今から約20年近くも前になりますが、
私が大学時代に京都に住んでいた頃、お酒好きの友人に誘われ、
京都の大山崎にあるサントリーの山崎蒸留所で催された、
「世界五大ウイスキーの勉強会」に参加した事があります。

(そう言えば最近キムタクがサントリーウイスキーのCMに出てるな…。)

当時ほとんどお酒が飲めず、ウイスキーに関する造詣ゼロだった私は、
予備知識がキムタクだけ、という状態で、
スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、そして日本のウイスキーを飲みながら、
しびれる頭で山崎蒸留所のブレンダーの方の説明を聞いた事を覚えております。

五大ウイスキーは、皆それぞれ強い個性を持っていて美味しかったのですが、
スコッチウイスキーのスモーキーな香り等、当時の私には少し刺激が強過ぎて馴染めず、
日本のウイスキー(たしか「山崎12年」でした)が、口当りが優しいのに深いコクもあり、
ウイスキー初心者の私が一番飲みやすいと感じました。

「日本のウイスキーは、日本人の味覚に合うように造られているし、
同様に日本以外のウイスキーも、その土地の歴史や個性、人々の趣向を長い年月をかけて味わいに反映している」と、
講師のブレンダーの方もおっしゃっており、ウイスキー造りの奥の深さに感心し、
「自分もまずはハイボール(ソーダ割り)からでもウイスキーを始めてみよう。」と思った20歳の秋でした。

そして月日は流れ、NHKの連続テレビ小説「マッサン」の影響による日本ウイスキーブームが起こり、
ウイスキーの文化や魅力が日本の隅々まで行き渡った2015年、
サントリーから今までになかった、「ハイボール」にピッタリのウイスキーが発売されました!


「サントリーウイスキー 知多」700ml
・蒸溜所:サントリー知多蒸溜所(愛知県)
・分類:グレーンウイスキーをブレンド(主原料:トウモロコシ)
・タイプ:軽い口当り、ほのかな甘さ広がり、キレ味良い
・価格:3,800円(税別)

ご当地愛知県「知多蒸溜所」で、ハイボールのためにつくられたサントリーウイスキーの新ブランド。
元々サントリーは「山崎」、「白州」、「響」に代表される、
二条大麦を主原料にした「モルトウイスキー」しかラインナップされておりませんでしたが、
今回の「知多」は、トウモロコシを主原料にしたサントリー初めての「グレーンウイスキー」です。
(「モルトウイスキー」に比べると「グレーンウイスキー」は軽快な味わいになるようです)

そのグレーンウイスキー製造のスペシャリストでもある「知多蒸溜所」でつくられた
グレーンウイスキーの様々なタイプ原酒をブレンド。スペシャリストならではの技が光ります。
最近、俳優の佐藤健さんが海を眺めながら「風薫るハイボール」とつぶやくテレビCMでもお馴染みですが、
この「知多」は、飲みやすい軽やかな味わいが魅力で、ハイボールにぴったりのウイスキーです。

今日(6/17)のような暑い夏の週末には、
キンと冷えた「知多ハイボール」で、リラックスされてみてはいかがでしょうか?
明日6/18は父の日。お父さんにハイボールを振舞ってみてもいいかもしれませんね!